2016.03.06
LOUD GRAPEが終わりました。
約2年間。
メンバー、事務所の皆様、全ての関係者の皆様、そして応援してくれたファンのみんな。
本当に本当にありがとうございました。
LOUD GRAPEは2014.02.14に正式始動をして、沢山ライブを重ねて、CDをリリースして、インストアをやったり、ツアーを回ったり。
他にも色々な事に挑戦してきた。
初めて経験する事が沢山あって、最初は右も左もわからなくて。
でも、わからないなりにただがむしゃらに前だけを向いてやってきて。
時にはメンバーやスタッフと本気でぶつかって。
お互いこのバンドに賭ける想いが本気だからこそ、本当に何度も何度もぶつかってきた。
この2年間、メンバー間と、スタッフ間と、関係がギクシャクしてしまった事だって何度も何度もあった。
沢山迷惑をかけてきたし、後悔した事も悔しい思いをした事も沢山あった。
それでも、壁に当たった時や辛い時、苦しい時には優しい言葉や厳しくも暖かい言葉を沢山かけてくれて、力強く背中を押してくれて。
自分一人の力じゃここまで来れなかった。
ラストワンマンのMCで伝えた通り、正直今までの人生で生きてて楽しいと思った事や何かを捨ててまで本気で取り組める目標や夢がなかった。
ただ漠然と生きていたんだと思う。
でも自分の中でここまでぶつかっていけて、自分自身に対して良くも悪くもこんなにもプライドを高く持てて、そして本気で向かっていけるモノは今までの人生でLOUD GRAPEが初めてだった。
正直俺は3月6日が来てしまう事がずっと怖くて不安でした。
だけどあの日2年間の全てを吐き出せたからこそ、今は気持ちがスッキリしてるよ。
あの日あの場所にいた何人の人に気持ちが伝わったのかはわからないけど、あれがLOUD GRAPEの全てです。
2年間の全てです。
改めてラストワンマン、本当にありがとね。
大勢の人が各地から最後を見届けに集まってくれて、沢山の笑顔に沢山の声に沢山の気持ち、ちゃんと届いたよ。
あの日の景色、俺は絶対に忘れないよ。
本当にありがとう。
そして俺がこの2年間で学んだ事。
どんな過去があろうとどんな人間だろうと、本気になった時こそ人は壁に当たる。
どんな夢があろうとどんな事を目指して生きていこうと、本気になった時こそ人は誰でも壁に当たる。
時には理想通りにいかない現実を目の当たりに落胆したり、言葉じゃ言い表せない程の辛い事や苦しい事だって沢山ある。
でも、どんなに辛くても自分自身が本気なら、諦めずに前だけを見て歩いて行けば例え理想とカタチは違ったとしても「誇り」というモノをきっと自分の人生に残せるという事。
LOUD GRAPEという一つのモノに対して紛れもなく2年間本気で向き合ってこれたからこそ、自分自身の人生に初めて誇りと言うものを残せました。
LOUD GRAPEのボーカルとして2年間活動してこれた事は俺の誇りです。
それと解散ワンマンタイトル「ツギノセカイ」に込めた意味。
俺たち5人は今別々の道を歩いています。
どんな道に進もうと、嬉しい事や楽しい事ばかりだけではなく、辛い事や苦しい事だってこれからも沢山あると思う。
それでも「ツギノセカイ」を求めて、5人それぞれ前だけを見て歩き続けていきます。
俺たちだけじゃなくみんなも、今ある現状や今いる環境、そして今ある自分自身に満足していないのなら、周りがなんと言おうと怖がらずに「ツギノセカイ」を求めていって下さい。
どんな壁が立ちはだかったとしても、突き進む勇気を俺はみんなからもらいました。
自分自身の理想を求め続けていってください。
長くなったけど、最後まで俺たちの居場所を作ってくれた全ての人に感謝しています。
みんなと音楽が出来て、心の底から幸せだった。
みんなと突き進んだこの2年間、俺は絶対に忘れない。
最後のステージで。
本当に最後の最後で。
俺が言った言葉がどれだけの人に届いたのかはわからないけど、あの言葉に嘘はありません。
どれだけ時間がかかるかわからないけど、その時俺がどんな姿形になっているのか今はまだわからないけど。
必ずまた会おうね。
2年間本当に本当にありがとうございました!!
またな!
LOUD GRAPE りあ