■香功(Xiang Gong/シャンゴン)霊視改善レポート Vol.2
【 真・玉鳳点頭】 By はすみ
▼一般的に普及している玉鳳点頭▼
足は、1番の金龍擺尾の状態のまま肩幅に広げて立つ。
手のひらの中 心を軽く離して合掌し、肘から先だけを上下に振る。
これを36回行う。
鳳凰がおじぎをする動きを表現しているということだが、身体のどこ にも効いている感じはなく、金龍擺尾と同様に肩までしか動きが伝わらない単に腕の動きが左右から上下に変わっただけの簡単な動作に 感じられる。
このような状態では、腰が引けたダサい爺さんが「ありがたやーあり がたやー」と上下に拝み倒すだけの、意味不明ありがた運動となり、 どこが鳳凰のお辞儀なのか全く意味不明である。
名は体を表すのであり、名の豪華さそのままを体現しない嘘っぱちとなる。
偉大な中国文明をこんなゴミにしてしまったのは一体なんなのか!と 怒りすら湧いてくるのだ。
▼霊視後の「真・玉鳳点頭」▼
①大地にしっかりと足をつけて立つ。
②真・腰入れ、真・顎引きを行う。
③手は、胸の前で鳳凰の形の手印を作る。
※ 鳳凰の形の手印:合掌した状態で親指と小指を離す、人差し指と中指、薬指はピタリとつけて揃える。
④手印の指先を下に向けたり、上に向けたりする。指先からはじまる手首のひねり運動という見た目になる。
⑤指先が上に向いたり下に向いたりする動きが、次第に大きくなるにつれて、腕全体が上下していく。
⑥やがて、上は自分の可動域いっぱいとなる頭の上(頭の後ろ)まで手印を伸ばし、下は可動域いっぱいまで手印を下げる。
⑦無理なく可動域いっぱいの上下の動きに入ってから3~36回繰り返す。
※ 軸を立てた上半身はなるべく不動とすること。
体幹は不動としたままで、鳳凰の頭を上にも下にも限界まで振っていくのである。
このとき、大地に根差した丹田をコアとして指先までつながった、鳳の頭の動きとなる。
やがて丹田が猛烈に活性化され、全身から気が立ち昇ってくる。
※ 慣れてくると、手印の上下の動きが∞の形になっていくだろう。
※ 無理なく可動域いっぱいの上下運動を心掛けていくと、下丹田の充実、下丹田から上半身全体の気と肉の繋がりが強化されていくことが分かるだろう。
※ 真・腰入れ・・・肛門と臍を結ぶ一直線を体内で意識する。その直線を結び付けていくように、体内で引寄せていくと、自然に骨盤が動き背骨がバランスよく乗っかってくる。
※ 真・顎引き・・・真・腰入れの状態で、ぼんのくぼを緩めることで顎を引く。
==参加者の感想==
鳳凰の形の手印を初めて知りました。
実際、その手印を作って指導通りに行うと、毛穴から気が放出されるような感じがしました。
今までの肘先の軽いストレッチのような玉鳳点頭とは明らかに違い、またもや丹田まで動きが伝わっていき、活性化されていくのがわかりました。
そして伊達に名前がついているのではないことが実感できました。