うわ~~~、気が付いたら、前回のロータス物語からもう2ヶ月も経っちゃってたんですね~
 
忘れたころにつづきで~す!

11月の終わりに喫茶店をやろうと決意
12月に4つの奇跡からどれにするか決定
1月、あわただしく引越し・ぎりぎりまで智さん働く

そして、2月10日無謀にも”くつくつ亭”オープン!!

人生のなかで、いちばん大忙しだったかもしれない・・・

1月末に引っ越して、それから食器や冷蔵庫・そうそうオーブンにトースターもいるよね・・・ってな感じで、なんかもう、”目方でドン”状態

買い物もすごかったけど、なんといってもコーヒーの入れ方・ケーキだって作らなきゃ・おいしいカレーもしかるべき・・・

・・・で、これ、誰がつくんの?

あれっ?あたししかいないじゃん!

もっと前に氣づくべきでした。
2人しかいないんだから、自動的にママの係りがおおくなるってことに・・・

そのころ、玄米菜食・砂糖はもっていませんという生活をしていたので、その線でいこうかなとも思ったのですが・・・
どうもそんな雰囲気ではなさそう・・・な雰囲気

それからママの夜中の特訓がはじまりました。

ケーキの本、図書館で借りて、かたっぱしから作ったし、クッキーもあったほうがいいね、ランチは健康的な定食セットをつくったら・・・と、まわりのかたのアドバイスに答えるべく、
純情なママさんはそりゃあもう大変なことに・・・

あと、何日練習して、勉強したら、1日でこれらのことがこなせるようになるのだろう。
しかも、しかも、1歳の泣き虫長男を背負ってすべてやらなくちゃいけないなんてっ!

今考えるとそうとうガムシャラな時代だったのねー
えらかったぞ!!ママちゃん!!

あ~、このままずーとオープンしないでくれ~
そんな気分でしたが、無常にもとりあえず、とっととはじめちゃおう、ということになりまして・・・
2月10日(なんか、智さんの実家のお寺でみてもらって、日がよかったらしい)の前夜・お店からの帰り道・あまりのプレッシャーに夜空にむかって大号泣!!
「やだ、やだ、やだ~っ!!」
(今となってはなつかしい思い出ですが、このことはいままでだれにもはなしてなかったことだとおもいます)

この気持ちの爆発に、智さんの一言とは・・・

「ちゃんとしたお店をやろうと気張るからしんどいんで、おうちに友達呼んだとおもえばいいんじゃない?」
と、のんきなトーンでいったのです。

その一言でわたしも覚悟を決めて、まわりの評価を氣にせず、目の前のひとに誠心誠意をつくせばそれでいい、とひらきなおることができたのです。

カレーは、必殺特大圧力鍋を入手してばっちりつくれるようになり、ケーキは、自分がおやつにつくっていたにんじんやカボチャのケーキ・豆腐のレアチーズケーキもどきなどをつくって
とりあえず、オープンしちゃったのです。

ちなみに、”くつくつ亭”という名前は、この流れのきっかけとなったK林S観さんがつけてくださった名前です。
マスターが以前くつ屋さんだったのと、「マスターが喫茶店やってるなんて、おもわずくつくつ笑っちゃうね」そんな意味でつけてくださいました。

まだまだ物語ははじまったばかり・・・

           次号へつづく・・・