●明日4月8日は、お釈迦様のお誕生日

 

仏教を説かれたお釈迦様。

お釈迦様が生まれた時には、雨が降って蓮の花が咲いたとか。。。

 

この日、寺院では「灌仏会」(かんぶつえ)とか、「仏生会」(ぶっしょうえ)

と呼ばれる行事が行われます。

 

「お釈迦さまのご生誕をお祝いする日」です。

(実際には諸説あり、この日にお生まれになったのかは定かではないようです。)

 

お花がたくさん使われることから、「花祭り」として親しまれています。

 

境内には、きれいな花で飾ったお堂「花御堂」が設けられます。

 

甘茶を入れた水盤の上に「誕生仏」といわれるお釈迦様の像が置かれます。

そして、柄杓で甘茶をすくい、お釈迦様の頭上から注いでお参りします。

 

お釈迦様がお生まれになった時、

九頭の龍が天から清浄の水を注いで産湯を使わせた、

甘露の雨を降り注いだ、

という言い伝えがあるようですね。

 

また、右手で天を左手で地を指して、

「天上天下唯我独尊:(てんじょうてんげゆいがどくそん)」 と発したとか。

 

*天上天下唯我独尊・・・人間ひとりひとりが一つしかない命をいただいている尊い存在であるという意

 

 

甘茶は、ユキノシタ科に属するガクアジサイの仲間のアマチャの葉を乾燥・発酵させたもの。

発酵させると砂糖の100〜1,000倍の甘さになり、砂糖がない時代、甘味料として非常に重宝されていたそうです。

 

花祭りで甘茶を飲むと病気をしない、目につけると目が良くなる、などと言われます。

 

中国の言い伝えでは、

「上に立つ者がよい政治を行って平和な世が訪れると、甘い露が降る」

 

インドの言い伝えでは、

「甘茶は神様の飲み物で、飲むと不老不死になれる」ともあります。

 

また、甘茶で墨をすり、「千早振る卯月八日は吉日よ、神下げ虫を成敗ぞする」と書き、

門口や柱の逆さに貼り、害虫よけにするという風習もあるようです。

 

素敵な行事であるとともに、信仰心を改めて感じさせてくれます。

暦や行事の意味を振り返ると、昔から続いてきた大事さがわかりますね。

 

今年はコロナウイルスの影響で、せっかくの行事も中止になるところが多いと思いますが、

一日も早く落ち着いた日々が戻るよう祈りたいと思います。

 

丁寧な毎日を生きていきたいです。