今日は、妹家族とお父さんお母さんと私で

昔住んでいた場所を見にいきました。


昔私たちが通った小学校、

通学路、昔住んでいた家。

家から車で3分のところにあるビーチ。


見るもの全てが懐かしくて、お母さんも楽しそう。


投薬を始めたお母さんの調子はだいぶ良いようで、

お出かけを楽しみにしている様子や

孫たちに話しかけるごく普通の様子が

これからどんどん失われていくのかと想像すると、

いたたまれない気持ちになる。


あとどれだけ、他愛もない会話が続けられるのかなぁ。

そう思うと、みんながいるのに涙が出そうになって必死にこらえる。


お風呂あがりにお母さんが

「なんだか調子がよくなってきた」って。


それは薬が効いているからで、

つまりは、やっぱり病気だったということ。

「調子良くてよかったね」と答えるしかない。


お母さんは

「私これまで、なんだか疲れているだけだと思っていたんだけど

やっぱり病気のせいだったのね。薬が効いているみたい。眠気はとれないけど。」

って言って、にっこり笑う。


今は、私たち家族が悔いを残さないようにしなくちゃ。

できる限りの思い出を作って、家族の生活も守らないと。