鎌倉にある「米倉」

なかなか予約が取れず今回も

友人が数ヶ月前から予約してくれて

楽しみに伺いました。 



お庭や店内もお花で整えられ
お弟子さんが丁寧にお迎え下さり
今回も二人なのでカウンターで
店主さんとのお話しも楽しくて
蛍烏賊とウルイ、山クラゲ
手作りのお餅と共に
桜の葉の下には可愛い手まり寿司
カリッと揚げた稚魚
お庭の季節の花も添えられて
季節の筍
新緑の季節に因みお出汁は
お豆で緑色に
お魚もふっくら優しい味
お刺身はワサビと
大根おろしに柚子胡椒を混ぜた
2種類を付けていただきます。
添えられているのは
キャベツを干して重ねたもの
焼き物は牛肉
とっても柔らかくて
最初は何も付けずに
左上の蕗味噌や下の白い新玉ねぎの
ソースを付けて
新玉ねぎを焦がさず焼いて
こんなに真っ白に仕上げるのは
流石です。
筍の西京焼きも一旦煮てから
西京味噌に漬け込むという手間が
お野菜も茎は甘く葉の部分は
苦味もあって蕪の糠漬けも美味しく
全てに手間暇かけ丁寧なお料理
新じゃが芋の中には
ゴボウ等が練り込んであり
お出汁も全部飲んでしまいました。
〆は店主さん手作りのお蕎麦
先ずはお塩をふって頂き 
次は蕎麦つゆで 
そして蕎麦湯がまた美味しくて
蕎麦湯も一工夫しているそうです。
デザートは珍しく洋風 
春らしいパンナコッタ
色々な食材が層になっていて楽しめる味
ご馳走さまでした。
店主さんの人柄が素敵で
お料理について研究熱心で
お客様に安心して食べてもらえる
努力をしているのが素晴らしいなと
お話を伺って感じました。

帰りは鶴岡八幡宮へ寄って
藤の花を観ました
白い藤と紫の藤
満開ではありませんでしたが
青空に映えました。