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苔の話２

このブログネタは失敗だったかもしれない…と不安を抱きつつ、続き

軽井沢から帰ってから、旦那さんは苔とシダに興味を持ったようです。

ドブの脇を指差して「苔が生えてる！もって帰ろう！」

とか

どう見ても雑草を見つけては「あれはシダでしょ？」とか。

日常的に言うようになりました。

でもあたしが求めるのは苔は苔でも、ドブのヘリにへばりついているようなのではないのです。
イメージ的に。

でもまぁ適当に「そうだね～」なんて軽く話を合わせて、庭に苔やシダを生やすなんて本気にしてなかったのですが…

出かけるたびに道端に目を凝らし、苔をみつけようとする
旦那さんのその地味な情熱に折れました。

苔愛好家万歳。

このまま盆栽でも始めてしまいそうな勢いです。

そして昨日はとうとう苔採集へと繰り出しました

まずドライブ中見つけた用水路の脇というポイントでしゃがみこみ、ツヤ感のあるビロードみたいな苔をメリメリとはがし…

次にショッピングモールの外のベンチの下に生えていた、
絨毯のような綺麗なフワフワ苔をゲット

手のひらに乗せた小動物を撫でてニコニコしている２人組に見えたかもしれませんが、小動物の正体は苔。

フワフワ感が気持ちいいのです。

そして採集した苔を庭にちまちまと植えて（置いて？）みました！

ほとんどヤケクソで

つづく

苔の話

そもそものきっかけは、お盆休みに軽井沢へ遊びに行った時でした。

外車と小型犬の多さにもびっくりしましたが…

何よりもあたしが心を奪われたのは、立ち並ぶ別荘地の緑の美しさ

気候の違いでしょうか。

地面は苔むし、シダがたくさん茂っていて…。

なんていうかとても緑が深く別荘も素敵な建物が多くて、
まさにあたしの憧れの赤毛のアンの世界みたい！

赤毛のアンシリーズは高校の頃熱心に読んでいて、アンは今でもあたしの憧れの女性です。

アンはギルバートと住むお家でお手伝いさんのスーザンに、「うちの庭のシダの見事なことといったら！」

とシダの素晴らしさを自慢するのですが、そのイメージが軽井沢にいる間中あたしの頭の中から離れませんでした。

思わず旦那さんに
「シダが欲しい！ウチの庭に！
そしてこんな風に苔むしていたらキレイなのに！」
と言ったら、

「じゃあ持って帰ろう！」

と道端のシダを引っこ抜き始めました。

気持ちは嬉しかったのですがちょっとびっくり