いじめの原因は、どうしても納得できないという感情の価値に社会が差をつけることを正当化しているからです。
それがゆえに、親子関係がうまくいかず、それを学校まで引きずっているのが問題なんだと思います。
まず、親がこれまでの人生でどうしても納得できないという感情の全否定を正当化し続けてきたからこそ、子供のどうしても納得できないという感情を大事にできず、子供の人格も歪んでいってしまうんです。
また弱ければ損ばかりする不利になる人として駄目だという思いから、無理に強くなろうとする。自らの弱さに憎しみさえ抱き、それがゆえに、全ての弱さに憎しみを抱くようになる。
いじめっ子はいじめられっ子を潜在意識の中ではとても羨ましく思っていて、自分のあるべき幸せが奪われているとさえ考えているのかもしれません。
「いじめっ子は強くあろうとする事こそ絶対正義と考えています、ゆえに、弱い存在を認めてしまうと論理矛盾を起こしてパニックになってしまいます。けど、それじゃあうまくいかないのが分かっているので、それを防ぐために弱い=悪とみなして徹底的に攻撃するのだと思います。満たされない正義感を満たすための代償行為なのかもしれませんが。」