高原 賢哉 19歳
現在A大学1年。一人暮らし。
XX年11月
人生初のバイトに挑戦
バイト先を決めるきっかけになったのは
家からの距離
それだけ。
後は仕事が楽そうだったから。
「高原賢哉です。
一生懸命やるのでよろしくお願いします。」
何てことのない自己紹介。
別にいいじゃん…
どうせ単なる仕事。金稼ぎの手段だ。
だからここで友達増やそうとか、楽しい思いしようとか
そんなことは一切考えていなかった。
俺は人付き合いはあまり得意じゃないと思う。
大学ではクラスの男の人数があまり多くないので
友達を作るのは難しくなかった。
それで十分だった。
大学の友達と仲良くやれればそれでいい、
ここでは普通に頑張って仕事しよう
そんな程度で来たバイト。
しかし…
「もしかしてA大学に通ってるって人?」
「うん…一応…」
「すごい!じゃぁ頭いいんだね!
あっ!ねぇねぇ!A大学の子ってこの子だよ!」
そう。
俺の通ってるA大学は
旧帝大
の1つ。
俺の通ってた中学、高校はド田舎にあり、学力も県内最低レベル
頑張れば余裕で校内1位ってレベルだったので
勉強が嫌いじゃなかった俺は結構頑張ってた
その結果がこの大学。
まぁ俺のとりえってそのくらいだし(笑)
このバイト先のお店、ちょっと大きな雑貨屋さんみたいな感じなんだけど
A大学みたいなとこからバイトに来てる人はいないみたいで
俺は珍しい存在になってしまった。
(ちなみに年齢層は18~50位まで幅広いです。
学生が半分くらい)
いろいろ仕事を教えてもらうときにも
「A大生だからこのくらい余裕だよね♪
大丈夫だと思うけど一応メモ取っといてね(ニヤリ」
の一言。
プレッシャーかけないでよ…(-。-;)
なんかそんなことばかり言われるもんだから
さっさとなんでもできるようにならなきゃ…
とか焦ってガンガン仕事のこと質問すると…
「さすがだねー♪
高原くんみたいに何でも自分から聞いてくる子滅多にいないからうれしいよ♪」
いい感じの反応♪
むふふ~(o ̄ー ̄o)♪
俺ってやっぱできる子なのか♪
そんな感じで
はじめは結構いい加減に考えてたバイトだけど
大学名のおかげでいい思いはできるし
ほめられるの大好きだから
ちょっと…がんばっちゃおうかな…とか思うのでした。
そうすると自然と
周りの人とも仲良くやらないとな…
とか思うようになって…
意外とすぐ仲良くなれるもんなんですね
同い年の子がたまたま多かったので
溶け込むにもそんなに時間はかかりませんでした。
でも…
だからって…
なにもかもうまくいくわけじゃあないんですよね…
もちろん
学校でも…
そのほかでも…
大学生活はまだ始まったばかりです