1960年代の後半、ビートルズの

サージェントペパーズあたりから

ロックはアートになり、音楽を

アルバム単位で捉える様になって来た。

私は未だに、その頃の癖と言うか

やり方から抜け出せない。

「湘南の歌」とか「若い頃に作った歌」

と言う様に、歌を作る時に必ず

いわゆるコンセプトを掲げて1曲で無く

8~12曲くらいのアルバム制作を

念頭に置いて曲を作り始める。

だから、いつまで経ってもアルバムが

完成しない、という説もある。

そして曲を作っている時に同時に

アレンジの事も考えている。

「今度のアルバムは全曲弾き語りに

しよう」とか「吉田拓郎とミニバンド

みたいにギター2本とベースだけに

しよう」とか考えている。

しかし録音しているうちに、やっぱり

ドラムや他の楽器も入れたくなって

コンセプトは崩れて行く。

春になって、寒い北側のスタジオにも

居られる様になったら、3年前にボカロで

作った「湘南詩人」の本人歌唱版を

作ろうと思っている。

出来ればギターとベースは全部手弾きで

録音したいと思っている。

しかし、そうすると仕上がりが単調に

なってしまわないかと気掛かりになっている。

しかしそんな心配はまさに取らぬ狸の

何とやらで、作っているうちに手弾きでは

出来なくてmidiを混ぜる様になると思う。

midiを混ぜでバリエーション豊かなアルバムに

仕上げた方が良い!

「バリエーション豊か」聞こえは良いけれど

一貫したコンセプト性はどこへやら

単なる散漫なアルバムになってしまうのでは

ないか?

俺の能力じゃ、まず散漫になるだろうな!

そんな事を考えながら聴いている、この

アルバムは多彩なのか、はたまた散漫なのか

一体どっちなんだろう?って考えさせてくれる

素敵なアルバムに今ハマってマス!!