生きることは、おもんない。

毎日することが決まっていて、パターン通りであり、かつイレギュラーな時間を面倒臭がって力の限り回避していれば、つまらなくなるのも当然なのだ。面白さとはパターン通りに行かないところから生じるものであり、すなわちイレギュラーを面倒臭がっていれば、畢竟、いつまでも「パターンから外れた」面白さには出会えない。

ゲームに喩えてみれば分かりやすい。

すべてが予定調和的で、なにひとつ意外なことがなく、気がつけばつつがなくエンディングを迎えてしまうようなビデオゲームにいったい誰がハマるというのだろう?