早く亡くなった父だったが短い間に
僕に沢山の自然を教えてくれた。
多分、生まれて間もなく僕を連れて父の生まれ故郷の長野や山梨にある親戚であった多くのお寺を季節が変わるたびに汽車や車で連れて行き、自然を見せて歩いてくれたのだと思う。
長野は飯田が中心だったが天竜川を越えた山の中にも父の家族のお寺があり大きな杜の中にお寺があり大きな季節によって全く違う景色、特に秋の季節の紅葉は
樹の名前まで覚えていないが七色と言ってよいほど木の葉の色が様々買った色をしていて、これぞ空きと教えてくれた。
枯れ葉を拾い、本などに挟み押し葉を作り見せてくれた。