はい、たくさんありますね。アニメもドラマもバラエティーも歌番組も。

ただその中でも個人的に印象に残っているのはドラマでは萩原健一さん主演の「傷だらけの天使」と松田優作さん主演の「探偵物語」。傷だらけの天使はリアルタイムでは観ていませんので再放送で観ました。内容はかなり刺激的でしたが出演者がブランドが提供する服を着て演じる事でドラマと言う世界から流行ファッションを発信するパターンを確立させた初期の作品になった気がします。探偵物語はリアルタイムで観れました。松田優作さんのファッションも「テンプターズ時代の萩原健一さんを意識した」そうで更にこのドラマの影響でベスパと言う外国製スクーターが大変売れてその後日本の小型二輪車ではどのメーカーでもスクーターを生産販売するようになりましたね。

更に萩原健一さんは刑事ドラマ「太陽にほえろ」のマカロニ役で出演してマカロニ殉職後に松田優作さんがジーパン役で出演したのはほとんどの方たちがご存知の通りです。

そしてこの頃のドラマはジャンルを問わず「一話完結型」のドラマがほとんどで毎回制作に当たる監督、脚本家、演出家などが異なり各々が切磋琢磨していたそうです。




バラエティー番組ではお笑い番組の「オレたちひょうきん族」と「夢で逢えたら」でひょうきん族はビートたけしさんや明石家さんまさん中心に様々なお笑い芸人が集まってコントなどをする番組でしたがその当時絶対的人気番組だったドリフターズの「8時だよ全員集合」の裏を張り視聴率争いで互角に渡り合った番組。更にこの番組をきっかけに現在でも影響力を持つ人を何人も輩出した訳です。


その後夢で逢えたらがスタートしましたがダウンタウン、ウッチャンナンチャン、清水ミチコさん、野沢直子さんが共演したコント番組でした。今考えてもスゴい顔ぶれです。そしてこの番組以降「ピカルの定理」や「リチャードホール」など複数の勢いのあるお笑い芸人(グループ)が共演して切磋琢磨しながら知名度と人気を上げていくパターンも定着しました。




 歌番組ではやはり「ザ.ベストテン」。既にラジオではハガキや電話によるリクエストの集計数に基づくベストテン番組がありましたがテレビ番組ではこれがパイオニアでしたね。その当時はどのテレビ局でも歌番組が放送されていましたがやはり司会の久米宏さんと黒柳徹子さんのテンポの良いやり取りもありこの番組が一番視聴率を稼いでいたと思います。


何よりこの番組もラジオのベストテン番組もハガキや電話やレコードの売り上げなどの集計結果で順位を発表していた事が現在のわかりにくい政治なんかよりずっと民意を反映していたとしみじみ思いますね。



 

 

 

 

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