ひざし (むくひば)
真昼のブラームスはうつくしい
その音は ぼくのこころにゆるやかな陰をおとす。しかしぼくは気づかないふりをして、その恩恵にひたる。
明るい冬のひざし、うつくしい午後のひととき。
ぼくはよんでいた本に目を戻す。
狂詩曲に耳を傾けながら。
すると
「むーくーろ」
名前をよばれた
「なんですか」
本に視線をおとしたままこたえると
「のどがかわいた」
という
「それくらい自分でやってください」
「ベッドからでるのめんどくさい。第一なんでぼくがそんなことやらなきゃいけないの」
「しりません、そんなこと」
ああ もう
ブラームスが終わるからサティをかけよう
ぼくは本をおいてたちあがる
すると
「骸」
名前をよばれた
「なんですか」
CDを変えながらこたえる
「おいで」
彼は みじかくそういった
グノシェンヌがながれはじめる
雲雀はぼくをみる
グノシェンヌをジムノペディにかえると
ぼくは雲雀のベッドにちかづいた
「のどがかわいた」
彼はそういう
「なにをのみますか」
ぼくはそう訊く
「うわあエロいなあ、エスだなあ」
彼はそうこたえた
「そんな連想をするあなたがエロいんです」
ぼくは彼に覆いかぶさる
あたたかい、冬のひざしを背中にうけて 熱いキスをひとつ
「骸のなら」
彼がいう
「よだれもあせも精液もだいこうぶつ」
「エロいですね」
ぼくはそらをみあげた
その音は ぼくのこころにゆるやかな陰をおとす。しかしぼくは気づかないふりをして、その恩恵にひたる。
明るい冬のひざし、うつくしい午後のひととき。
ぼくはよんでいた本に目を戻す。
狂詩曲に耳を傾けながら。
すると
「むーくーろ」
名前をよばれた
「なんですか」
本に視線をおとしたままこたえると
「のどがかわいた」
という
「それくらい自分でやってください」
「ベッドからでるのめんどくさい。第一なんでぼくがそんなことやらなきゃいけないの」
「しりません、そんなこと」
ああ もう
ブラームスが終わるからサティをかけよう
ぼくは本をおいてたちあがる
すると
「骸」
名前をよばれた
「なんですか」
CDを変えながらこたえる
「おいで」
彼は みじかくそういった
グノシェンヌがながれはじめる
雲雀はぼくをみる
グノシェンヌをジムノペディにかえると
ぼくは雲雀のベッドにちかづいた
「のどがかわいた」
彼はそういう
「なにをのみますか」
ぼくはそう訊く
「うわあエロいなあ、エスだなあ」
彼はそうこたえた
「そんな連想をするあなたがエロいんです」
ぼくは彼に覆いかぶさる
あたたかい、冬のひざしを背中にうけて 熱いキスをひとつ
「骸のなら」
彼がいう
「よだれもあせも精液もだいこうぶつ」
「エロいですね」
ぼくはそらをみあげた
