超久々のLoriです。
最近イギリスの友がハマっている”ヴァイキング・ソング”と紹介してくれたノルウェーのプロジェクトバンド、Wardruna(ワードルナ)が良い感じ+日本語紹介文が見当たらないので、紹介しときたいと思います。
北欧古語で”ルーンの秘密を守る者”って意味のあるバンド名通り、北欧の数種の古言語やエッダ、古楽器を使った音楽をやっているバンドです。
結構前にコルピ等の北欧メタルバンドが話題になっていた時期があるけど、もっとシンプルで、より一層北欧古民俗スタイルに拘った感じと言うか、日本でいえばコンセプト的には姫神に近いバンドなイメージ。
ただ、古代北欧文化とかヴァイキングのマニアやファンタジー系のRPGとか大好きな人は大好きなんじゃないかなーって感じにカッコイイので、チェックしてみてやって下さい。
歌詞もそれっぽくいい感じなので、1曲だけ翻訳してみました。
エッダもまんま入ってたりするので、雰囲気が伝わりやすいように歌=詩って感じに古文風の魔改造訳にしてあります。
Helvegen
Kven skal synge meg
i daudsvevna slynge meg
når eg helvegen går
og dei spora eg trår
er kalde så kalde, så kalde
Eg songane søkte
Eg songane sende
då den djupaste brunni
gav meg dråpar så ramme
av Valfaders pant
Alt veit eg Odin
kvar du auge løynde
Kven skal synge meg
i daudsvevna slynge meg
når eg helvegen går
og dei spora eg trår
er kalde så kalde, så kalde
Årle ell i dagars hell
enn veit ravnen om eg fell
Når du ved helgrindi står
og når laus deg må rive
skal eg fylgje deg
yver gjallarbrui med min song
Du blir laust frå banda som bind deg
Du er løyst frå banda som batt deg
"Deyr fé,
deyja frændr,
deyr sjalfr it sama,
en orðstírr
deyr aldregi,
hveim er sér góðan getr.
Deyr fé,
deyja frændr,
deyr sjalfr it sama,
ek veit einn,
at aldrei deyr:
dómr um dauðan hvern."
冥府への道
我に詠う者は誰ぞ。
死の眠りに投じられし我に。
死の経過歩むれば、
歩み定めし道は冷たい、とても冷たい。
詩を捜し、
幾つかの詩を送りぬ。
我が胸強く打ちし雫たち、
故・父等が請け合いの。
全て存ずるとも、オーディンよ。
何処で御眼隠せしも。
我に詠う者は誰ぞ。
死の眠りに投じられし我に。
死の経過歩むれば、
歩み定めし道は冷たい、とても冷たい。
日々の終わりの早い内、
我死すれば鴉の知る処ぞ。
死の門の傍らに佇めば、
其方は涙から解放されなん。
我、其方の後に続かん。
我が詩とともに響く橋を渡りて。
其方は現世の枷全てから解放されようぞ。
牛は死に、
友も死に、
同じく、其方も死なねばならぬ。
唯一に、
得たるに値し名声不死とても。
牛は死に、
友も死に、
同じく、其方も死なねばならぬ。
一つ解するは、
決して滅びぬ死したる者の生への審判。