いつの間にやら年も明けてました。

といっても、取り立てて書くようなこともないわけです。

近頃は寒くて何もできないし…

新年、明けてもう二週間も経ちますけど、とりあえず今年の目標的なものをいくつか挙げておこうかなと思います。



1. 去年挫折した500円玉貯金
2. 生物に関して、答えのある問題には何でもかんでも答えられる、という理想に一歩でも近づく
3. いいかげんそれなりに自由に英語を使えるように練習する
4. できるだけ本を読む、というか家にある未読の本を読む
5. 化学・数学に関して、高校から大学教養レベルまできっちりやり直す
6. ドイツ語をちょっとぐらい読めるようになる


これ全部達成できたら、世界が違って見える気がする。
【概略】
都市化と野生生物は相容れない。
しかし、郊外にいるカメの方が自然保護区にいるカメよりもうまいことやってやがることが分かった。
オーストラリア郊外に住むオーストラリアナガクビガメは、より行動圏が広く、乾期にも上手く対応している。
爬虫類はよく成長し、生き残ってもいるようだ。これは郊外を取り巻く環境が、自然環境で生活するよりも時に優れているのではないかということを示している。

オーストラリアナガクビガメ(Chelodina longicollis)はオーストラリア南東部に広く分布している。
荒地や街中の淡水生息地で見られ、肉食であり、魚や蛙、ザリガニなどを主食としている。
しかし、世界中で都市化により多くの動物が被害を受けており、生息地の消失や種の絶滅という結果にもなりかねない。
そこで、研究者はどのようにしてオーストラリアナガクビガメが都市での生活や旱魃に対応しているのかを調査した。
彼らは、自然保護区に隣接するキャンベラ郊外のカメと比較を行った。

「我々は郊外に住むカメの方が出くわすであろう多くの脅威に対するために、
自然保護区に住むものよりも動き回らないだろうと考えていたが、それは全くの逆だった」

郊外のカメの方が長距離を移動し自然保護区のカメのほぼ3倍もの行動圏を占有していた。

研究者は小さな無線送信機をそれぞれの生息地に住むカメに取り付け、1年にわたって週単位の動きを追跡した。

「我々は、郊外に住むカメの方が高確率で自動車に出くわすため、生き残るのは少ないだろうと予想していた」

「ところが、郊外のカメの死亡数は自然保護区のカメのそれと比べて、認められるほどではなかった。36頭の送信機を取り付けられたカメのうち車に轢かれたのはわずか1」頭だけだった」

キャンベラ郊外の道路下を走る植物に覆われた排水管路や排水暗渠がカメを保護していたのだ。

このカメの旱魃に対する応答もまた研究チームを驚かせた。

自然のカメは乾きに対しては夏眠によってそれに対処するが、郊外に住むカメにはそんな必要はない。

豪雨による雨水の除去やその保持のために、都市デザインの中に貯水池(?でいいのかwater bodies)ヶ組み込まれていることが多い。
これは、郊外のカメには野生のカメを激減させてしまう恐れのある延々と続く旱魃に対しての免疫が存在していることだ。

したがって旱魃の間にあっては、多くの障害はあるかもしれないが、自然保護区のカメよりも郊外のカメ方がいい生活ができるのかもしれない。


元記事
Turtles prefer the 'city life'


written by O