私は当時リアルタイムでやった側の人間。FF7と言えば歴代ファイナルファンタジーの中でも1、2を争う名作で、このソフトの大ヒットで新規参入したばかりのプレイステーションの存在を世に知らしめたと言っても過言ではないくらいだ
ファンの中でよく言われる「ファイナルファンタジーの中で一番の名作は?」でおそらく人気や評価を二分するのが今作品のオリジナル版であるFF7とFF10だろう
数年前にFF10のリマスター版が出た時に以前の記事でFF7が綺麗なグラフィックでリメイクされれば数百万本すぐ売れるだろうと話していたが、フルリメイクを望む期待の声に応えこの4月にようやく発売となった
私的な意見だが今回のFF7RはFF7リメイクと言うよりFF7リボーンと言えるかも知れない


というのも普通リメイクというと多少のアレンジや設定変更などあっても大筋では原作をそのまま忠実に再現したもので、今回で言えばオリジナル版のFF7を今の綺麗なグラフィックにして甦らせたものだろう
しかし今回のFF7Rは新キャラが出て来たり物語の中核を担う新しい存在、新たなストーリー、ゲームシステムの変更や分作として発売されるなど、リメイクというには大幅に手が加えられているため私はあえてリボーンと捉えるのがしっくりくる
では面白くないのか?と言えばそんな事はない。散々オリジナル版をやった人から見ればこれリメイクじゃないよ!と思うかも知れないがこれはこれで充分楽しめるので、もう1つのFF7の世界・・くらいに思って遊べいいのかと思う


このFF7はオリジナルのゲーム版以外に話しの繋がっているクライシスコアとアドベントチルドレン(以下AC)というのがある
クライシスコアはPSPで出たゲームで、FF7の前の話しで、FF7で描かれたクラウドの記憶がおかしい理由、何故ソルジャーを名乗るようになったのかがわかる
そして悲劇のヒロインのエアリスの初恋の相手でクラウドに多大な影響を与えたザックスと、英雄と呼ばれたセフィロスは何故変わってしまったのか?が描かれている

何故この2つの作品の話しをしたかと言うと今回のFF7Rでその面影がちらほらと出始めていて、この2つの話しを知っておくとFF7Rの世界をより楽しめると思うからだ
そして私的な予想では今回のリメイクが分作となったことでクライシスコアとACの世界観を盛り込み一部これらの2つの作品も組み込んだ世界を描いた作品が今後のFF7Rに出てくるのではないかと思っている
更に言うと正規のエンディングではオリジナル版の通りの結末になるが、ある条件を満たすことでエアリスが生存するエンディングも出現する予感がしている

そしてこの鍵を握るのが今回新たに出てきたフィーラーで、ある条件かある場面でのフィーラーを倒すか何かすると「もう1つの世界」みたいのが出現してプレイ出来るのではないかと予想する
全く根拠はないが今回の作品でフィーラーの存在が歴史をねじ曲げないよう時に行く手を阻んだり助けてくれたりとゲーム中でも何かを匂わせた言い方をしている
その歴史というのは皆が既に知っているFF7の世界でありその結末を差していて、主人公たちがこれと違う行動をしようとした時にフィーラーが邪魔しに入ったり助けてくれたりというような存在なのではないだろうか
実際今回の作品の中でもフィーラーのボス戦で倒した時に、本来クライシスコアのラストで壮絶な最後を見せるザックスだが生存を匂わせる描写がある
当然プレイした人はじゃあ、もしかしたらエアリスも?と、エアリス生存フラグの示唆を感じたはずだ

しかしこれは物語の結末を変えてしまうものなので、もしもエアリスが生存する展開のエンディングが本編で描かれるならこれはもはやリメイク作品とは呼べないし、オリジナル版の物語を汚してしまうためこれはないだろうと思う
けど、多くの人がエアリスが可哀想すぎると感じて何とかしてあげたいと思うのも実際のところ
ん~じゃあどうする?と考えたところ、エアリス生存の話しがあったとしてもそれは違う時間軸の話しで、というような落としどころではないだろうか?
そもそもザックスが生存していたら今のクラウドは存在しない訳だしあの剣も持たないし、ザックスの壮絶な最後を見ないため記憶障害にもなっておらずソルジャーを名乗る事もない
じゃあ何故あんな描写を入れたのかな?と考えると、フィーラーを倒すことでもう1つのifの世界が出来て、違う時間軸の話しだけどザックスやエアリスが元気な世界があるよ、プレイヤーがフィーラーを倒して歴史を変えたおかげでエアリスたちを救えたよ、みたいな世界もあるそして条件を満たすとその世界も体験出来るよ、みたいなファンサービスではないかな?と考えられる
幸いに分作にしたことでこれらを盛り込むボリュームを気にする必要はないが問題はプレーヤーに受け入れられるか
ストーリーや展開云々よりもまずはボリュームだろう。今回の発売で描かれたのはオリジナル版のディスク三枚の中の一枚の内の半分程度で、このままのペースで発売されたら6分作くらいになってしまう

分作によりやれる事が増えたために、あれもこれもとつい追加要素や様々なアイディアを入れたくなる気持ちは分かるがさすがに6分作になったらやり過ぎだろう
私的には分作にすると決めた場合でもベストは2分割だと思っている。ただこれは今回のこの内容での発売で到底無理だろう
あえて希望を込めて予測するならせめて3分作にまとめて欲しいが短ければ短い程いいと思っている
何故かと言えば最後の作品発売後の事を考えた場合、プレイする気にならなくなるユーザーが圧倒的多数になると思われるからだ
私は気になるゲームの場合まずはとりあえず一回クリアしてみて2週目に色々知ってる事を踏まえたうえでじっくりプレイしてみることが多い
そして更に面白かったゲームの場合はあれのここを徹底してやってみたいとか、今度はこここういうやり方はどうだろうか?と考えた遊び方をするものだがシリーズ化したものはざっくり一通り最後までやればいいとなってしまう
つまり面白いもの数本よりも面白いもの一本に時間をかけたくなる方でこれは同じように考えるユーザーも多いと思う
そして今回の最後の作品が出た後にはおそらくコンプリート版みたいなお得な全てセットになった作品が出ると思う

今は手を出していない様子見の人やクリアしてしばらくしてもう一度やってみたいと感じたユーザーへのアピールする時期だ
私がもし今回この作品に手を出してなかったとして、2分作だったら「あぁ話題になってたし面白そうだから買ってみようかな」という気になるし、一度クリア済みでも面白かったら時間をおいてもまた最初からやってみよう!という気になる
がさすがに6分作だったら手を出すのに躊躇してしまうだろうしリピーターへの期待はまずあまり効果がないと思われるし、ギリ3分作と思うのにも理由がある
FFのナンバリングのシリーズで13を思い起こして欲しい。これは分作ではないが知っての通り13-1~13-3まである3作品で、私はこのシリーズは好きだが世間的には厳しい意見が多かった
私自身は全てクリアしたし面白かったから私の恒例である映画風なゲーム動画を13-1から作り始めてじっくりプレイしたが2作品目の途中から少し飽きがきて完結とは言えないものになってしまった
FF7と双璧をなすFF10は何とか続編も映画風な動画を作るまでじっくりやれたが、やはりそれを考えると2分割がベストでギリ3分作と思ってしまう
時間がかかるとそのゲームを楽しんでる頃に別の話題作が出たりして中途半端のままそっちに手を出してしまう人も多いはず
後でやり返そうと戻ったときどこまでやったっけ?どんな話しだったけと最初からやり直す人もいると思うが、これが長すぎる作品だと面倒だからもういいやとなってしまう
何か話しがボリュームの長さどうのこうのに行き過ぎてしまったが、これもまだ確定してないからあれこれ考えてしまうのだろう
実際に制作サイドでもまだどうなるかわからないと言っているし、今回の作品の発売での各方面の反応を見てその意見を参考に今後の方向性を決めるのかも知れない
どっちにしても私は何分作になっても全てプレイしてみようと思うし、今後の作品に期待している
関連記事
オープニング~ストーリーダイジェスト
クラウドがアバランチの助っ人として魔晄炉爆破のミッションに加わるところから物語は始まる
「興味ないね」のクラウドのセリフはこのゲームの代表するセリフ
今回のリメイクにも所々この「興味ないね」が出てきて懐かしいと思う反面、少し控え目に回数が減っていて、オリジナル版では金のために動く冷たい傭兵クラウドがとても強調されていたが、今回は報酬で動いてる動機は同じもののそこまで冷徹な人物像になっていない
アバランチの爆弾娘ジェシーの「うかつ~」のセリフが出てきた時は思わずニンマリ懐かしさを感じただろう
壱番魔晄炉を爆破したクラウドたちはバラけて駅で合流して列車で逃げる展開は同じ
そしていきなりセフィロスとの対面、オリジナル版ではこのセフィロスの幻影を追い物語が進行していくが今回も同じように幻を追いかけていくかは現時点で不明
そして駅へ向かう時にエアリスと最初の出会いがあり列車へと向かう
ここで今回の変更点である謎の存在(フィーラー)が登場する
七番街へ戻ったクラウドはここで同郷の幼なじみティファと再会を果たす
部屋へ案内されたクラウドは腕に数字が彫られた隣の謎の住人にセフィロスの影を見てひと悶着起こしそうになるがティファが現れ我にかえる
この時謎の住人が「リユニオン」という言葉を残すがこれはアドベントチルドレンで出てきた話しで、それが関係してると思われる
そして謎の住人は身体が弱く病気っぽい説明があったがこれもアドベントチルドレンに出てきた星痕症候群、いわゆるセフィロスコピーではないかと想像がつく
ちなみにクラウドもこのセフィロスコピーの一人でナンバリングはなしの実験体
ひとまず落ち着いたクラウドはしばらく7番街にとどまり何でも屋を始め、アバランチのメンバーと行動をともにしてゆく
┗オープニング~ティファと再会するまでのダイジェストストーリー

