所要があり、実家に電話した。
母が出た。
開口一番、「ウサ子、死んだ?」
「生きてます。」
「なんて、しぶといんだ。」
ムッとしたが、正しい(苦笑)。
ウサ子はしぶとい。
生命力が強いと思う。
毎晩、ウサ子はかなり弱る。
耳が冷たくなり、ぐだーっ、とする。
耳が冷たいというのは、ウサギ的にはあまりよい状態ではない。
ひどい時は体全体も冷え切っている。これはかなりヤバイと思っていいだろう。
そして、お薬を与えて、マッサージすると、一時間で復活。
ステロイドの量が多く、効果が大きいのはあるだろうが・・・
毎日、死に掛けて復活しているのではないだろうか?
本当に、しぶとい(苦笑)。
毎日、毎日、いつ死ぬのかとドキドキして、泣き暮らしていたが、
2ヶ月半もすると、
ある程度の耐性が出来てきた。
自分なりに納得することも出来た。
その時、その時、
自分の出来ることを全部しているならば、
全力を尽くしたのであれば、
後悔は少なくてすむだろうと。
毎日、ウサ子にとられる時間は大きいが、
しかし、手間をかければ、それだけの効果があるのではと思っている。
もちろん、ウサ子に対する効果もだが、
それよりも、私の気持ちに対する効果が大きいと思っている。
ウサ子を看病するのは、自分のためだ。
ウサ子が私の傍からいなくなった時、
残るであろう後悔が少しでも少なくなるように。
ウサ子はかなり不気味なヤツである。
一ヶ月半ほど前、顔面麻痺が進んだウサ子は、柔らかいものが食べれなくなり、
盲腸便(ウサギが食用とする便)を全く食べなくなった。
盲腸便を食べないと、必要な栄養は取れない。
私はかなり心配になり、
病院に行った時に先生に相談した。
「通常、盲腸便を3週間食べないとウサギは死にます。。」
その時点で2週間、ウサ子は盲腸便を口にしていなかった。
もう少し、様子を見て、
盲腸便を残しているようなら、口にもっていって食べさせてみるように、と指示を受けた。
ところが・・・・
次の日・・・
あんなに大量に残していた盲腸便は、一つもなかった・・・・。
不気味なヤツ・・・。
おまえは話を聞いていたのか・・・?
その次の日からはまた盲腸便を残すようになったが、
顔面麻痺が起こる前と同量程度で、心配はなくなった。
ウサ子はいろいろと気持ち悪いことがある。
人間の言葉をかなり理解しているのでは?と思うことが多々あるのだ。
そこで、私は考えた。
毎日、ウサ子にお願いすることにしたのである。
「お願いだから、長生きして。
主を置いていかないで。
そして、主の懐具合も心配して。
できるだけ病院に行く回数を抑えてください。
ぴんぴんコロリでお願いします。」
今までは、2週間程度で、体調を崩していたが、
このお願いをしてからは、3週間くらいになるが、
今のところ、調子がよい。
偶然だと思うが、
その偶然が続きすぎるウサ子は、
もしかしたら、私の願いを聞いてくれているのかもしれない。
ウサ子は明日死ぬかもしれないし、
死ぬのは2年後かもしれない。
1日1日を大事にし、
そして、ウサ子との時間を楽しむようにしようと思う。
ウサ子は、しぶといから、けっこう生きてくれそうだ。
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
以下はご参考まで。
私が愛用しているのは、これ↓の前の版のもの。
うさぎと暮らす式 新マッサージ大事典 ~DVD付 amazon
ウサギ飼いの間では評判がいいと思います。
またウサギの鍼灸院の先生から教えていただいた手法も組み合わせています。
ペットボトルにお湯を入れて温めています。
特に腹部を。
モデルが暴れてうまく撮れなかった(泣)。
腹部は、脇からも触ることが出来ます。
このペットボトルを置いているあたり、後ろ足とアバラの間に柔らかい部分があり、
そこが腹部です。
そこを温めるとうっ帯に効果があるそうです。
おなかを3方から温めると、うっ帯に効果があるように感じます。
ペットボトルもアルミ缶のものが使いやすいです。
熱いお湯を入れても変形は少ししかしないです。
体全体をころころさせても気持ちよさそうです。
私は、うっ帯に備えて、流動食やシリンジを常備しています。
楽天の「ユキアニマルフード」ショップを愛用。
流動食はこんなのがあります。
最初は自分でいろいろと工夫していましたが、
いろいろ食いつきが悪く・・・、
手間もかかるので・・・、
結局、市販の流動食を愛用することとなってしまいました。
ウサ子はハービケアの「アップル&バナナ」がお好みのようです。
これを更にリンゴジュースで溶くと、
よほどの時でも少しは食べてくれます。
お試しサイズもありますので、
元気な時に嗜好性を調べておくのもいいかもしれません。
この3週間は流動食を必要とはしていませんが、常備することにより、安心できています。
私はこのシリンジを常備しています。
先が曲がっているため、使いやすいです。
ビニールのものはすぐに噛み切ってしまうし、
ガラスのものは危険で使用できないため、
プラスチックのシリンジを愛用。
そのウサギによって、体質も個性も違うと思います。
私なりにウサ子にあった介護方法を考えて、いろいろ試した結果、
薬の量の調整と、マッサージに落ち着きました。
体調が悪いサインを見つけた時は、手持ちの薬の量を増やします。
これは獣医師に相談して、やっていることなので、お勧めはしません。
(またある程度の信頼関係が出来てからでなくては、
このような質問は嫌がられる可能性が高いと思います。)
マッサージしていると、硬い腹部が段々柔らかくなってきます。
本当の効果があるかどうかは分かりません。
しかし、腹部が柔らかくなると、私の心配の度合いが減るので、
自分のためにやっているのだと思います。
ウサギは原始的な生命なのかもしれません。
あまり良いたとえではないですが、
後進国と呼ばれる、あまり医療が発達していい国では、
生理食塩水を点滴しただけで回復することがあると聞きます。
ウサギは、弱く、簡単に死ぬ動物ですが、
その分、簡単に延命できるのかもしれません。
ぴんぴんコロリが今の切なる願いです。
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
母が出た。
開口一番、「ウサ子、死んだ?」
「生きてます。」
「なんて、しぶといんだ。」
ムッとしたが、正しい(苦笑)。
ウサ子はしぶとい。
生命力が強いと思う。
毎晩、ウサ子はかなり弱る。
耳が冷たくなり、ぐだーっ、とする。
耳が冷たいというのは、ウサギ的にはあまりよい状態ではない。
ひどい時は体全体も冷え切っている。これはかなりヤバイと思っていいだろう。
そして、お薬を与えて、マッサージすると、一時間で復活。
ステロイドの量が多く、効果が大きいのはあるだろうが・・・
毎日、死に掛けて復活しているのではないだろうか?
本当に、しぶとい(苦笑)。
毎日、毎日、いつ死ぬのかとドキドキして、泣き暮らしていたが、
2ヶ月半もすると、
ある程度の耐性が出来てきた。
自分なりに納得することも出来た。
その時、その時、
自分の出来ることを全部しているならば、
全力を尽くしたのであれば、
後悔は少なくてすむだろうと。
毎日、ウサ子にとられる時間は大きいが、
しかし、手間をかければ、それだけの効果があるのではと思っている。
もちろん、ウサ子に対する効果もだが、
それよりも、私の気持ちに対する効果が大きいと思っている。
ウサ子を看病するのは、自分のためだ。
ウサ子が私の傍からいなくなった時、
残るであろう後悔が少しでも少なくなるように。
ウサ子はかなり不気味なヤツである。
一ヶ月半ほど前、顔面麻痺が進んだウサ子は、柔らかいものが食べれなくなり、
盲腸便(ウサギが食用とする便)を全く食べなくなった。
盲腸便を食べないと、必要な栄養は取れない。
私はかなり心配になり、
病院に行った時に先生に相談した。
「通常、盲腸便を3週間食べないとウサギは死にます。。」
その時点で2週間、ウサ子は盲腸便を口にしていなかった。
もう少し、様子を見て、
盲腸便を残しているようなら、口にもっていって食べさせてみるように、と指示を受けた。
ところが・・・・
次の日・・・
あんなに大量に残していた盲腸便は、一つもなかった・・・・。
不気味なヤツ・・・。
おまえは話を聞いていたのか・・・?
その次の日からはまた盲腸便を残すようになったが、
顔面麻痺が起こる前と同量程度で、心配はなくなった。
ウサ子はいろいろと気持ち悪いことがある。
人間の言葉をかなり理解しているのでは?と思うことが多々あるのだ。
そこで、私は考えた。
毎日、ウサ子にお願いすることにしたのである。
「お願いだから、長生きして。
主を置いていかないで。
そして、主の懐具合も心配して。
できるだけ病院に行く回数を抑えてください。
ぴんぴんコロリでお願いします。」
今までは、2週間程度で、体調を崩していたが、
このお願いをしてからは、3週間くらいになるが、
今のところ、調子がよい。
偶然だと思うが、
その偶然が続きすぎるウサ子は、
もしかしたら、私の願いを聞いてくれているのかもしれない。
ウサ子は明日死ぬかもしれないし、
死ぬのは2年後かもしれない。
1日1日を大事にし、
そして、ウサ子との時間を楽しむようにしようと思う。
ウサ子は、しぶといから、けっこう生きてくれそうだ。
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以下はご参考まで。
私が愛用しているのは、これ↓の前の版のもの。
うさぎと暮らす式新マッサージ大事典 価格:2,940円(税込、送料別) 楽天 |
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ウサギ飼いの間では評判がいいと思います。
またウサギの鍼灸院の先生から教えていただいた手法も組み合わせています。
ペットボトルにお湯を入れて温めています。
特に腹部を。
モデルが暴れてうまく撮れなかった(泣)。
腹部は、脇からも触ることが出来ます。
このペットボトルを置いているあたり、後ろ足とアバラの間に柔らかい部分があり、
そこが腹部です。
そこを温めるとうっ帯に効果があるそうです。
おなかを3方から温めると、うっ帯に効果があるように感じます。
ペットボトルもアルミ缶のものが使いやすいです。
熱いお湯を入れても変形は少ししかしないです。
体全体をころころさせても気持ちよさそうです。
私は、うっ帯に備えて、流動食やシリンジを常備しています。
楽天の「ユキアニマルフード」ショップを愛用。
流動食はこんなのがあります。
MSライフケアー 100g 価格:1,670円(税込、送料別) |
ハービケア(141g) 価格:2,520円(税込、送料別) |
最初は自分でいろいろと工夫していましたが、
いろいろ食いつきが悪く・・・、
手間もかかるので・・・、
結局、市販の流動食を愛用することとなってしまいました。
ウサ子はハービケアの「アップル&バナナ」がお好みのようです。
これを更にリンゴジュースで溶くと、
よほどの時でも少しは食べてくれます。
お試しサイズもありますので、
元気な時に嗜好性を調べておくのもいいかもしれません。
この3週間は流動食を必要とはしていませんが、常備することにより、安心できています。
私はこのシリンジを常備しています。
強制給餌シリンジ 価格:350円(税込、送料別) |
先が曲がっているため、使いやすいです。
ビニールのものはすぐに噛み切ってしまうし、
ガラスのものは危険で使用できないため、
プラスチックのシリンジを愛用。
そのウサギによって、体質も個性も違うと思います。
私なりにウサ子にあった介護方法を考えて、いろいろ試した結果、
薬の量の調整と、マッサージに落ち着きました。
体調が悪いサインを見つけた時は、手持ちの薬の量を増やします。
これは獣医師に相談して、やっていることなので、お勧めはしません。
(またある程度の信頼関係が出来てからでなくては、
このような質問は嫌がられる可能性が高いと思います。)
マッサージしていると、硬い腹部が段々柔らかくなってきます。
本当の効果があるかどうかは分かりません。
しかし、腹部が柔らかくなると、私の心配の度合いが減るので、
自分のためにやっているのだと思います。
ウサギは原始的な生命なのかもしれません。
あまり良いたとえではないですが、
後進国と呼ばれる、あまり医療が発達していい国では、
生理食塩水を点滴しただけで回復することがあると聞きます。
ウサギは、弱く、簡単に死ぬ動物ですが、
その分、簡単に延命できるのかもしれません。
ぴんぴんコロリが今の切なる願いです。
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