どーもー!ルーツでーす!今日も張り切ってやっていきましょうー!(YouTuberみたいなノリで

 

前回話したこちらの動画の話です。

 

 

 

kun氏の意見を要約すると

 

・学校の勉強は無意味、学校自体に価値は無い。学校はただの権威。

・学校に行くのは資格や学歴による恩恵を受けるため、人生の可能性を広めるため。

・だから学校としての価値があるのは大学だけ。小中高、一部の専門以外は不要。

・プロゲーマー専門学校に入ってもプロゲーマーの資格が取れる訳でも、就職できる訳でも無い。

・プロゲーマーで長年やっていくのは難しい、安定している正社員の方がいい。

・プロゲーマーは先生も親も助けてくれない、自営業は厳しい。

 

こちらの動画は45万再生され、高評価も1.5万以上と、かなりの人から評価された動画になっています。

自分が見た感想ですが、学校の認識がなんか即物的だなぁ、あとこれじゃプロゲーマーを目指す子供は思いとどまらないだろうな、と思いました。

 

そもそも本質的に学校は何のためにあるのか?って話をしましょうか。

これはクソ親に当たってしまった子供を救済するためなんですね。

作家で編集者の宇野常寛氏の意見の受け売りなんですが、この言葉を聞いてハッと気づかされました。

最近だと知人にマインドコントロールされて母親が自分の5歳の子供を餓死させてしまったという事件がありましたが、多分この亡くなられたお子さんは小学校まで生きながらえてたら、餓死することはなかったかと思います。

何故なら学校の先生や周りの親御さんがこのクソ親から救済してくれるからです。学校はそういう所だからです。

 

親がまともでみんな子供を大事にして、教育をしっかり受けさせてくれるなら学校は行かなくても良いんですけど、なかなかそうはなりません。

現に世界では学校に通えない子供は沢山います、日本にも学校が避難所になっている子供は常に一定の割合でいます。

なんで学校に意味はあります、大学より小中高の方が大事です。ただの権威ではありません、学校には意味があって今も生きています。

 

この学校についての下りを聞いていて話す前提が緩くてふわっとして、かつかなり視野が狭いなと思いました。

多分学校に対する思慮や知識が浅いまま話してしまったか、答えに仮定を合わせにいったが故にこういう発言になったのかなと思います。

 

学校の勉強に意味は無いという主張は分からなくは無いですが、それだと後の資格とか学歴を取るために行くって主張と整合性取れなく無いですか?

あともう一つ謎なのは大学に行かないと取れない資格って医者と薬剤師くらいで、殆どの資格は学歴による足切りってそんな厳格に無いんですよ。

自分は資格資格と煩く言われるビルメンの世界にいるので分かります。

あと大卒じゃ無いと入れない会社とか業界があるって言うのも結構謎なんですよ。

てかかなりレアな場所じゃ無いですか?それ?トヨタだって高卒でも工場勤務とかで潜り込めますよ。

大卒だけで回ってる会社とか業界って、色んなテナントとか見るんですけど見たことないんですよ。

事務とか営業とか絶対一定の割合でいますよ、高卒とか専門卒の人が。

 

後半の

・プロゲーマー専門学校に入ってもプロゲーマーの資格が取れる訳でも、就職できる訳でも無い。

・プロゲーマーで長年やっていくのは難しい、安定している正社員の方がいい。

・プロゲーマーは先生も親も助けてくれない、自営業は厳しい。

 

という意見には賛成です、さすが元プロゲーマーの意見だと感嘆します。

でも多分これではプロゲーマーになりたい子供は止まらないです。何故なら彼らはお金とか立場とか名誉より、ヒーローになりたいからです。

富も名誉も手に入れた元ボクサーが引退してもまた復帰してしまうのは、まさにこれです。

いくらお金があっても、毎日の生活が豊かで安定してても、またリングに上がって数万という観衆を熱狂させて、拍手喝采を浴びるその中心に戻りたいという欲求から戻ってしまうんです。

 

プロゲーマーになりたい子供はそれになりたいんですよ。

その子供達に安定してないよー、大変だよー、お金もそんなに貰えないよーとか言っても聞かないですよ。それが欲しい訳じゃ無いんですから。

 

もし自分が親で子供を止めたいなら、

 

この世界は才能の世界だ。だから学校行っても無駄だ、どうしても行きたいなら自分で学費を稼いで行け。

あと親の元にいて目指すのは一年だけ許してやる、その間にプロになれ。ダメなら諦めるか、家から出ろ。

 

と言うと思います。ここで99%の子はびびって怖気付くと思います。

ここまで言われても目指すならその子は本気でしょう。成功しても失敗しても人生トータルで見たら良い経験になると思います。

 

過去一くらい分量が多くて、リスキーな内容になりましたが、結構自分の思想の根っこの部分は話せたんじゃないかなと思います。

個人的にはちゃんと書けて満足ですね。