毎日ブログ103日目
こんにちは
あなたの言葉にできない真のニーズを引き出し
プロの技術で具現化!
リフォームの力で毎日の幸せを提供する
「幸せリフォームプロデューサー」
米山直輝です
昨日のブログで
床が沈んだりするときに
フローリングを上貼りする時は
使う材料に気をつけましょうと
書いたのですが
自分の家の床が沈んだり、
ブカブカしていると
もしかしてウチの床・・・・
「腐っているんじゃないのか?」と
心配になる方がいるので
床が沈む理由を説明します。
まずはフローリングの構造から。
厚みは12ミリ
きれいな表面材の下の約10ミリくらいは
合板でできています。
合板とは
薄く切った単板を繊維方向を90°
互い違いに重ねて熱圧接着した木質材料のことで
簡単に言うと
薄い木の板を集めて接着剤で固めた
物ですね。
木が古くなってきたり、接着剤の
効果がなくなったりすると
フローリングの寿命となります。
そして
床が沈む部分というのは
全部ではなくある均等な間隔
ごとに症状がでます。
昔は根太という約3センチ×4センチの角材を
下地としてその上にいきなりフローリングを
貼っていました。
その施工法でフローリングの
寿命が来ると・・・・・
当然下地がない所が沈みます。(↑の赤い部分)
だってフローリングの下が
すっからかんですからね
そこで近年ではあらかじめ
根太の上に合板を貼り、
(捨て貼りといいます)
その上にフローリングを貼ります。
もっと最近では
根太レスという根太を使わない
剛床工法という施工も増えています。
そのため
最近の建物の方が
下地が丈夫なので
フローリングの劣化が少ないです。
言い換えれば
フローリングの
表面の
耐久性が重要になってきますね。
前回のブログで
現在では最も多いタイプ、
3層構造のフローリングでは
やはり表面に特殊なコーティングが
施されている物が多いです。
時代に合わせて変化
していってますね。
話を戻して
↑の図の青い所
捨て貼り合板が
無いお家では
フローリングの劣化で
根太がない所が沈みます。
床下が腐っているわけでは
無いのでご安心ください。
ただし、
畳半畳分くらいが
全部沈んでいたり、
明らかな違和感が
ある場合は
フローリングの劣化以外の
問題がありますので
その時は
プロにご相談ください。
米山 直輝
住まいのリフォーム ウイル
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