旅立ちの日にって曲知ってますか??  

 さっきテレビを見ていたら、卒業式に歌うメジャーな曲で、『旅立ちの日に』がとりあげられていました。  

 きっくも中学校の卒業式に歌いましたが、これってそんなにメジャーな曲なの??というかんじでした。  

 でも練習し始めると、イイ曲なんだこれが・・・。  

 爽やかなんだこれが・・・。  

 喧嘩もいっぱいしたけど、いい思い出になってしまうんだこれが・・・。  







 そんなことを思いながら、過ぎた青春を振り返ってみました。(笑)    

 
































 あれは中学三年でした。  

 この曲を最初に歌うといいだしたのは、音楽のO先生(代理)でした。    
 本当の音楽先生M先生は病気になり入院していたからです。  

 M先生♀は1年前に転任してきた先生でした。      
















 うちの中学校は少し有名な悪い学校でした。  

 その学校に転任してきたM先生。  

 でもM先生は実は小学校時代の恩師M先生♂の奥さんでした。  

 そんなこともあり、1年で僕らの心を掴んだM先生。  

 でも卒業式の曲を決めようという矢先、病気で倒れてしまったのです。  

 そこに代理で現れたのがO先生でした。  

 見るからに大学を出たばっか(今思うと)のO先生は皆にあまりよく思われませんでした。       

 
































 卒業と高校受験を控えている僕らは焦っていました。  

 いい高校に入りたい。  

 いい卒業式にしたい。      




































 高校受験には内申点というものが必要です。  

 授業をどれだけマジメに受けたかというこというのを測るモノですが、どれだけ先生に好かれているかを表すものでもあります。  

 












 クラスはぐちゃぐちゃでした。  

 高校へ行かないからと周りを巻き込むコ。  

 必死に点数を稼ぐコ。  

 バラバラでした。    







































 そんな中決まった曲が『旅立ちの日に』でした。  

 それまでうちの中学では毎年同じ曲を卒業式に歌っていました。  

 それを変えて、『旅立ちの日に』を歌うとO先生は言い出しました。  

 僕たちはそんな聞いたこともない、誰も知らないような曲は歌いたくないといいました。  

 でも、先生はどうしてもこの曲を歌って欲しかったんだと思います。    




























































 卒業式の当日、僕らはM先生とO先生はじめ、多くの人の前でこの曲を歌いました。  

 
























 あの日のみんなの顔。  

 
























 先生の顔。  

 























 伴奏が終り、泣きながらも微笑んでくれたあのコの顔。  

 


























 忘れません。    




















 僕は新しいスタートを切るたびにこの曲を思い出します。      

































 あの時『旅立ちの日に』を選んでくれたO先生。      

 



































 ありがとう。      



































 僕たちはあの時の気持ちを忘れません。