金属の板の中央を振動子で支え、振動子を振動させると、周波数に応じた定在波が金属板に現れる。
金属板の上に砂を撒くと定在波のパターンを見ることができる。
わかりやすい動画があったので紹介します。
砂が描いたパターンは「クラドニ図形」と呼ばれていて、周波数に応じて形が変わっていく様子が見られます。
砂が移動する理屈:金属板には、振動の強い箇所と弱い箇所があり、定在波の「節」の部分で振幅は最小になっています。振動の強い箇所では、粒子が暴れ、飛んでいきます。飛んだ粒子が、振動の弱い箇所に落ちると移動しにくくなるので、徐々に「節」のある方向に集まっていくように見えます。