揺れる向こうの景色 陽炎を睨んでた
ただの呼吸でさえも 熱さを感じてる
歩くための力で 自分を押して
動いたその足を 前に出した
向かい風が俺を 押し返し 風の音に 嫌気がさす
残りの距離も分からなくなった
何かに手が届く 夢を見ていた
悲しみを 振り切って つかみ取っても
何かに手が届く 夢を見ていた
手触りを 確かめる 自分がいる
氷のように硬い身体を 熱が溶かしている
そのたびに意識が 遠ざかる
動く度に身体の 重さを感じた
目の前の色が 乾燥している
報われない努力に 壁の意味を 感じて 空を見上げた
何かに手が届く 時を待ってる
風上の彼方に 欲しいものが あるのから
何かに手が届く 時を待ってる
たどり着いた先に 本当に 自分がいるのか
