​お空に帰ってしまった子②


前の記事の続きです。


トイレに行ったら出血していたので

すぐに病院に電話をして受診することに。

本当なら1週間後に手術予定でしたが

出血があるので明日手術すると言われました。


子宮口を広げるためにラミナリアを

2本入れて帰宅。

出血は相変わらずつづいていたけど

痛みはあまり感じなかった。

夜にトイレ行くとラミナリアが抜けてて

焦ったけどとりあえずラミナリアを

拾って明日病院へ持っていくために

ジップロックに入れました。

血の塊とかは全くでなくて

本当に生理みたいな出血がずっと続いてた。


長女には何も伝えていなかったけど

寝る時に長女がお腹に手を当てて

さすってくれてまた号泣。

小さいながらに何か感じたのかな?


翌日朝一で病院へ。

ラミナリアが抜けたこと言ったら

『抜けちゃったの?!

ちょっとエコーで赤ちゃん出てきてないか

見てみるね。』と

言われてエコー。

赤ちゃんはまだ出てなかったみたい。


処置室には分娩台みたいなところで

そこに乗って全身麻酔の準備。

あーもうお別れか。

でも看護師さんたちがすごい話しかけてくれて

どこか冷静な自分もいた。

全身麻酔が入ってきた時って

すごい血管が冷たくなってどこを

通ってるかわかるぐらいだった。

胸らへんまで来たときに息が

少し苦しくなってそこから

意識がなくなりました。


分娩台からベッドに移動する時に

うっすら意識が戻ってきて

終わったんだなと実感する。

そこからベッドで数時間横になって

大丈夫そうだったので帰宅。


旦那はどうしても仕事休めなかったので

友達が家にきてくれて長女のことも

面倒みてくれて本当に助かった。

そしてこの時一緒にいてくれて

本当に感謝だった。


きっと何か忘れ物を取りにお空に

戻ったのかな?

私に似ておっちょこちょいだったのかな?

とても短い期間だったけど

私のお腹にきてくれてありがとうハート


最後に最初で最後のエコーをキラキラ



よく見るとお顔が見えたんですハート

この時期って絶対見えないと思うけど

本当にお顔が見えて嬉しかったハート

赤ちゃん自身も

お顔見せてからって思ってくれたのかな?

と思うとなんて親孝行なんだろうと

思いましたハートハート


この時のことは絶対に忘れない。

子どもたちにもこの子の事は伝えてある。

このエコーも11年前だけどまだ綺麗に

残っているのもすごいなって思うキラキラ

本当にありがとうハート


〜2012.1.19〜