今日は、祖父の葬儀でした。
いつも穏やかで、とにかく優しかったおじいちゃん。
息子たちのこともかわいがってくれて、
遊びに行くといつも、回転する椅子に乗せてくれて
くるくる回して遊んでくれました。
98歳。
大往生です。
長生きして、みんなに愛されて、
良かったなぁと思うけど、でも
悲しいものはやっぱり悲しい。
ちゃんとお別れができて良かった。
天国で、大好きな将棋をしてるかな。
また会える日まで、かんばるね。
ありがとう。
そして悲しいことがもうひとつ。
おじいちゃんにとって一番最初の孫が
葬儀に来ませんでした。
わたしにとってはいとこ。
おじいちゃんの息子のお嫁さんが昔
自死したのです。
どういう理由があったのかは知りません。
わたしも大人になって、なんとなく
あ、自死なんだな、と悟った程度。
その時、5歳くらいの息子がいました。
それがわたしのいとこ。
いとこは東京に住んでいたけど、
ママが亡くなってから
仕事の忙しいパパと離れておじいちゃんの家で暮らしていました。
うちも近かったのでその頃はよく遊んでいました。
私たち兄弟は、そのいとこのことが大好きで
いつもおもしろくて、明るくて、
面倒見が良くて、一緒にいるのがとても
楽しかったのです。
今思えば、おじいちゃんの家でいとこが暮らしていたのは数年で、すぐにパパは再婚して
いとこは東京に引っ越していきました。
それでも、わたしたち兄弟は
ずっとずっといとこが大好きで
結婚式にも、そのいとこだけ呼ぶくらい
大切な存在でした。
(再婚したのちに歳の離れた弟が2人産まれたのですが、そのいとことの思い出がたくさんで、どうしても来てほしかった)
そんないとこですが、結婚して、子供も産まれて、
仕事も順調そうで、幸せに暮らしているのかなと思っているのですが、
突然、親族の集まりには来なくなりました。
何があったのか、何もなかったのか、
わたしは何も知りません。
再婚したお嫁さんとも、弟とも
うまくやっているように見えていました。
でも、幼かった彼の心には
重すぎる出来事だったのはわかります。
そして、ずっと気にかかっているのは、
一番歳が近くて一番仲の良かった
わたしの兄が昔、ふと漏らしたことがあったのです。
彼は、純粋そうに見えて、実は
すごく腹黒いところがあるからね。
その当時はまだいとこも兄も幼かったので
腹黒い、という表現でしたが
わたしはずっとそれが心に残っていて
いとこは、一番信頼している兄には、
心の奥底で思っていること、本当の気持ちを
素直に話していたのではないか
と思っているのです。
事実はわかりませんが
今日、数年でも、毎日一緒にいて親のように
育ててくれたおじいちゃんの葬儀に
いとこが来なかったこと。
それがわたしはとても悲しくて
自分の中で消化しきれなかったのだけど
書くことで少し気持ちが落ち着きました。
もしかしたらいとこは、この先ずっと
親族の集まりには参加しないのかもしれない。
もう死ぬまで会えないのかもしれない。
だけど、わたしは
一緒に遊んで、とてもとても楽しかったこと、
楽し過ぎて帰って欲しくなくて
迎えにきたおじいちゃんから隠れて
帰らないと駄々を捏ねたこと、
一緒にキャンプに行ったり、ゲームをしたり、
流行りの言葉を教えてもらったり、
兄弟全員、みんないとこのことを大好きだったこと。
忘れないよ。
いとこは、無理してたのかなぁ
妙に聞き分けのいい子供だったからなぁ
今、親族から離れることで
自分の気持ちに素直に、楽になれてるなら
いいなぁと思います。
きっと、おじいちゃんも、そう思ってるよ。
元気でね。