ここ数回ブログを書いてみている。
友人に影響されたのだ。
インターネットという膨大莫大かつ多種多様な情報を詰め込まれた箱の隅っこに自分の取るに足らない言動が記録されている。
誰がみているわけでもない。仮に偶然これを読んでいる人がいても現実の私を知る人はいないだろう。
それがなんだか楽しい。
私はこうしてブログを書く前から日々の出来事を5行ほどで記している。軽い日記のようなものである。
この日記を始めてからもう5年になる。途中、予備校で日記帳を盗まれてから、心が折れて一時的に日記から遠ざかったが、割と続いている。
私の日記は今もどこかで誰かの嘲笑の的になっているだろうけど気にしない。当時は死にたくなったけど私は大人になった。
ちょうど一週間前あるいは一ヶ月前の日のことを覚えていられる人はまずいないと思う。一年前のことになればなおさらである。
特別なイベントがあれば覚えているだろう。
しかし、日常は忘れてしまう。きっと楽しいことや悲しいこと色々なことがあったろうに、その日は一生思い出されることはないのである。
これは悲しいし虚しい。
私はロマンチストだからそれが我慢ならないのである。
足跡を残したいだけなのである、来た道を引き返したいわけではない。たまにちらっと足跡を振り返ってニヤニヤするのだ。
このブログ同様自己満足にほかならない。
それでもいいと思っている。
また、頭の中では煩雑に感じられたことも文字に起こしてみるとシンプルなことだったりもする。
日記だろうとブログだろうと文字として記録に残すって割と大切じゃないかと思う。
人に言うと気持ち悪がられるけど。
