メイクアップアーティストの本多理恵です
以前、TV番組で見た20代若者の恋愛事情に、想像以上の衝撃を受けました
恋愛をしていない、した事がない人が、
男子では過半数
女子でも3分の1は居るとの事
ほんまかな〜
異性を好きになる事に躊躇いがあるのでしょうか
確かに、恋愛にはかなりのエネルギーが必要なのは間違いありません
けれども、そのエネルギーがあるからこそ、
女性は少しでも自分の身にお金をかけて美しくなろうと頑張ります
男性は、女性を喜ばそうと、
背伸びをして、格好良い車を手に入れようとしたり、素敵なデートをしようと情報やお金の収集に力を注ぎます
女性は美しくなろうと…
男性はお金を稼ごうと…
努力を惜しまなかったのは、
もう過去の話になってしまったようですね
恋愛がめんどくさい
そんな事を言う若者が増えているのは、
やはり事実のようです
人を好きになれない
それは、きっと情報過多のせいではないか
そんな風に考えてしまいます
気になる異性が、
何処で何をして居るか
何が好みで、
どんな友人が居て、
誰か彼女彼氏が居るのかも、
すぐにわかってしまうSNSの普及も、
原因の一つになっているのではないでしょうか
そんな情報を見て、
その人への興味が薄れてしまう事も無きにしもあらずです
私達の頃は、
会って話す事でしか、
そんな情報を入手する事は難しい時代でした
何処に住んでるのかなぁ
好きな人は居るのかな
何に興味があるのかなぁ
今、何してるのかなぁ
わからないだらけで、
どんどんその人について知りたくなるし、
気になってその人の事ばかり考えてしまいます
それが好き
そういう事だと自分で認識して行く事が出来たんです
今は、
SNSを見て、
彼女居るんだあ〜
で、こちら側でシャットアウトですもんね
もしかして、
その相手を、
本当に好きなのかどうかもわからないのに、自分で決めつけてしまって結果を出してる
残念な事です
恋愛は、
気持ち、すなわち感情ですよね。
片想いも恋愛だし、
失恋も恋愛だし
好きという気持ちは、
ある意味幻想なのかもしれないですが、
自分の中から湧き出る感情だと体験しています。
自分の条件を並べて、
その条件に合わなければ、
その人への関心が無くなる
自分に取って不合理な相手や条件は受け入れない。
好きという感情さえも、おさえられてしまう。
こういう若者達が増えたという事では無いでしょうか
人に興味が薄れてしまった時代
なのに片方で人に終着する
私にとっては、
とても不自然でバランスの悪い歪な現象としか思えないです
異性に興味が持てないという若者が事実増えているとしたら、
生物学者ではありませんが、
ヒト科の生態系に変化があるのかもしれないです。
けれども、
恋愛がしたくても出来ないで困っている人も多いのも事実です
異性の境界線を無くし、
男も女もみんな同じ
そういう時代だからなのでしょうか
私はやはり、
男は男
女は女
その特質で、
それぞれ担うものが異なっても良いのではないかと考えます。
街を歩いていても、
目を惹く若い女性が少なくなりました
それは、女性としての輝きを放ってないからかと考えます。
男性も、周りの女性に興味なさそうに歩いています。
海でも山でも、同じ
私達の世代同様に、
ギラついているのはアラフォー以上の男女達
10代、20代は探さないと、
存在すら気づかない
(海には度々行きますが、ほぼ居ない)
少子化が進む中、
日本の将来アウトー
と考えてしまいます
恋愛は経済効果も高いのに、
若者の恋愛離れは深刻です
私自身は、
傷つく事を恐れず、
自分の気持ちに素直に、
情報も大切だけれど、
生身の人間とのコミュニケーションで、
相手を知るという経験をもっともっと積んで貰いたいと願います
人の感情は常に変わるもの。
お互いその感情に向き合うのは、
本当に大変なエネルギーが必要です。
けれども、この作業は、人にとって大きな成長の糧となります
ラインでの会話ではなくて、
会って目を見て話す
きっと、恋愛に発展する可能性も増えると思います
若者恋愛推進派 メイクアップアーティスト 本多理恵でした