今日もモノホイールヘイロウ塗装の続きです。

今回は強度が必要な箇所をボルト接続していきました。

スライドレール固定パーツの切り出し。ダボとなる長さを残して軸を切断します。


ピンセットでクランプし、デザインナイフで少しずつ周りに刃を入れ切り出します。


切り出したパーツをスライダーにはめ接着します。


スライドレール固定パーツのボルトを切り離します。


スライダーに接着した部分のボルトも削除し、1mm穴を開けます。固定パーツも同様に。

1.2mmタップでネジ山を切り、モデルファクトリーヒロ製1.2mmボルト&ナットでレールを挟み固定します。



ボルトだけだと固定力が弱いのでネジ切りをしてボルトだけでも締まるようにしてあります。


少し摩擦が欲しかったのでスライダー裏面にタミヤの曲面追従マスキングテープを貼ってみました。


接着せずに確実に固定出来るようになりました。


ボルトの高さが高すぎる気がしたので鉄ヤスリで低く加工。


元のボルト程度の高さに削り込みます。


ヤスリ掛けで生じたバリをブルッセルディスクで削除しました。


ローラーもボルト接続に加工します。


やはりローラーのボルトを削除し、1mm穴を開けます。裏から止めるピン部分も同様に加工します。


1.2mm タップでネジ切りし、やはりモデルファクトリーヒロ製の1.2mmボルトで接続します。


ボルトの長さが足りないので、ナットは使わずパーツにねじ込んだだけですが、問題無く固定出来ました。


設置して確認。


ホイールにも設置してみました。原型から数えて初めて確実なフレームの固定感が得られ感慨深い。展示や撮影時はフレームが固定されてなかったので非常に神経を使ったもので…


慎重にスライドさせる必要はありますが、フレームの傾倒も固定感を保ちながら行えるようになりました。

こんな感じでボルト加工を行いました。接着したくなかったのでボルトを仕込みましたが、キットだけでも接着すれば同様の効果が得られると思います。


それではまたよろしくお願いいたします。