「恋愛睡眠のすすめ」(05)
「バッド・エデュケーション」のセクシーな演技と容姿で一躍有名になった
ガエル・ガルシア・ベルナル主演の空想恋愛映画。
シャイで臆病な男性と、クールで知的な女性が織り成す、夢と現実が交差しながら繰り広げられる
恋愛模様が、自分にもどこか見覚えのある、夢の中だけで作り上げている恋愛感や、空想・妄想を
掻き立てられるストーリー。
現実社会は、クールでシビアでシロかクロかをハッキリと形にする世界。
恋愛は、現実的な要素もあるけど、大抵は空想的で情熱的でファンタジーな感覚を覚える。
そんな相反する感覚を、ごちゃまぜにして、夢と現実を行き来する、ステファン(ガエル)の生き方に
少し羨ましささえ感じた。
この作品を見て、それぞれ思うことはあると思うけど、あたしはこんな人がホントにいるなら
この現実を頑張って生きられるかな、と勇気をもらった。
正直、あまり現実に染まりたくないというのが本音。
現実の世界で描く夢には、お金や年齢や人と人との関係にも、シビアな目が入らざるを得ない。
分かっていても、人間不信になりかねないほど、日々は疲れることが多い。
いっそ、夢だと思いたいと思うこともしばしば。
そんな、現実を必死に生きる人の息抜きには最適だと思う。
