2004年9月。


この月も8月と同じような感じで、


彼女を傷つけてばかりでした。

(この間も彼女は見捨てず彼女自身の悩みなどを我慢していた)


この月は、パキシル錠(抗うつ薬)が1錠に減り睡眠薬が2錠に増えてました。


彼女も闘ってたけど、


自分のも闘ってました。


親は特に何も自分に言ってくれなかったけど、


"一緒に闘ってくれてる"ってことは、わかりました。


何故かというと、家には自分のPCと家族共有のPCがあって、


共有のPCのお気に入りにうつ病に関するサイトが何個も入ってたから。


これを見て、"一緒に闘ってくれてるんだな"とわかりました。


"死にたい"とか"自殺したい"とかは思ったことないけど、


結構危ないことしてた。


薬飲んだ後に車の運転。

自分は全然普通やったけど。


病院の先生に怒られました。


毎回、母と一緒に病院行ってるけど、母が先生に、


「薬飲んだ後に運転とかは良いんですか??」


みたいな感じで聞いたんかな確か。


先生は、かなりビックリしてて、


「運転してても普通やったんか?危ないよ!事故起こすよ!絶対ダメです!」

ってキツく言われました。


それで、「あぁ、そんな危ないことやったんか」って思いました。


それ以降は薬飲んだ後は運転してません。


この月も良くなったり悪くなったりの繰りかえりだったけど、


徐々に良い方向に向かっていってたと思う。


外にも結構出るようになってたかな。


遠距離だから月1回会うことしか出来ないけど、


この月のデートの時は、


彼女が病気に関する本のコピーを持って来てくれて、


一緒に読んでました。


<続く>


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自分が思うことだけど、うつ病を克服することに大事なことは、



まず患者本人が"病気"という事を自覚すること(これも辛いことだけど)

 そして、"闘っていこう"という気持ち、意思。

処方された薬はきちんと量を守り服用すること

周りの理解(特に家族や身近な存在)も必要だと思う

 (理解することも大変だけど)

今思うことは、こういうことが大事だな~と思います。


本人に闘う意思が無いと、闘えるものも闘えませんからね。


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