雛道具6回目は御駕籠、御重箱、御所車です。 |
通常雛壇上から7段目に飾ります。これまで飾る位置は、自由と云ってきましたが、これに限っては、上の方の段に飾っっているのを見たことが有りません。8段の雛壇の場合は、8段目になることもあります。 |



御重箱は、他のものに比べて、縮尺がずいぶん違っていて大きいですが、これも、実際に中に菓子や料理を入れて並べられるように大きくしたのだと思います。御駕籠、御所車は、地方によって変わることがあります。他のパターンとしては、お神輿と山車、鳳輦(人が乗る輿)と牛車(御所車を牛が曳いているもの)があります。また古い時代には、花車もあります。 |