こんばんは、カツオと申します



ようこそ、ひねもす日記へおいでくださいました。

この世知辛い世の中、初老の男の一人暮らしのなかで小さな幸せを見つけて生きたいと思っています。



明日の内視鏡検査の結果を聞く前に、昨日から1泊で伊豆の白田温泉(熱川温泉のすぐとなり)に行ってきた。

なぜならこれが「最後の晩餐」になるかもしれないからだ。

明日の検査結果が思った以上に深刻で、1ヶ所の小さな腫瘍を内視鏡で取り除くではなく、本格的な開腹手術で胃の全摘出になるかもしれない。

嗚呼!そうなったとしたらもう今までのように思うような食事が摂れなくなる。

実際に母がそうだった。胃の全摘手術をしてから後は消化の良いものをほんの僅かな量しか食べることが出来なくなってしまった。今でも後悔しているのは、胃の手術をする前に母の好きなもの、美味しいものを思いっきり食べさせてあげたかった。当時は「胃ガン」「手術」の事しか僕の頭には思い浮かばなかったのだ。


( ̄▽ ̄;)

まあそこで「最後の晩餐」をしに一人伊豆に行ってきた。


「最後の晩餐」として選んだ旅館は白田温泉の『割烹の宿 大観荘』という宿だ。伊豆急 片瀬白田駅の目の前にある。

小さいながら門構えや張り巡らした木板屏が落ち着いた雰囲気を感じさせる。

こちらはオーナーシェフが京都の三つ星料亭で修行を積んだという割烹温泉旅館で、部屋数6室と小さく落ち着いた宿だ。

前々から訪ねてみたい宿だったが、僕には少々お高い料金設定(でも大したことはない)で、今回は「最後の晩餐」ということでようやく訪ねることができた。ちなみにこの日の僕の宿泊料は25000円税込であった。

 



予約したお部屋は流行り?の和モダンツインである。


二人の場合はこの高床にローベッドが2つになる。コンパクトな部屋ながら二人掛けソファーがあったり、木片のビーチコーミングアートの壁飾りがあったりしてオシャレな部屋だ。


15時のチェックイン後には早速源泉掛け流しの温泉に。

客室が6室ということで、大浴場も大きなものではないのだが、大浴場それに続く露天風呂は仕切りの大窓も開かれてとても解放感があって気持ちいい。ただし、板壁で囲われていて残念ながら景観はない。

 この日は5月の穏やかに晴れた日で、陽光が降り注ぐなかでの露天風呂が気持ちよかった。



さて、肝心の「最後の晩餐」である。

食事場所はさすが割烹旅館で1階に個室のテーブル席が設えてある。1人だとテレビという相方がいる部屋食が一番有難いのだが致し方ない。


「本日のおしながき」である。



飲み物は生ビール、続いて冷酒で静岡の地酒「若竹 辛口生酒」。すーっと入りながらもしっかり芯のある後味で旨い。



事前に用意されている八寸


すぐに先付の熱々の自家製飛竜頭(がんもどき)が配膳される。



続いて配膳されたのは、期待の刺身(伊勢海老、本マグロ、金目鯛、ハタ、ムツ、アジ、スルメイカと盛り沢山)が見事。

予約したプランの刺身は本来ならば伊勢海老、アワビ、サザエがメインなのだが、事前の申告で生のアワビ・サザエの硬さが苦手だと申告したら、代わりの刺身の量を多くしてくださった。ありがたし。どれもみなぷりぷりの新鮮さで美味しかった。これぞ最後の晩餐に相応しい。



アワビのステーキ(左横にある肝ソース(ペースト状)がズッキーニなどの野菜のソテーにも合って旨し)



伊勢海老のマヨネーズソース焼き(旅館料理によく供される伊勢海老のマヨネーズソース焼きだがこれは似て非なり。丁寧に作り込んでいて味わい深い)




鶏肉の味噌漬け焼き(味噌によく漬け込んであってジューシー。カボチャペーストの甘味とバルサミコ酢の酸味が絶妙)



食事~締めは金目鯛の煮付けに渡り蟹の味噌汁に銅釜炊きのご飯に香の物。

この締めに勝るものなし。余は満足じゃ!( ̄▽ ̄;)

食べ過ぎて、デザートの「酒粕のアイスとチーズケーキ」は部屋に運んでいただいて、部屋で食べさせていただいた。


こうして僕の「最後の晩餐」は大満足で終わったのだが、割烹の宿の食事はこれで終わりではない。



朝食

焼きたてアジの開きに熱々だし巻き玉子、茶碗蒸しに多彩な小鉢(鮪の山かけ、塩辛、のりの佃煮、おから、ひじき煮付け、ふき煮等々)という、いわゆる「旅館の朝食」なのだが、これ等どれをとっても厳選された材料や丁寧な仕事をされたとわかる味付けで、ご飯が止まらないのだ。畏れ入った。


さすが「割烹の宿」を謳うだけのことはある。

しかし僕が行く処だから敷居が高い宿ではない。見るところスタッフは皆さんご家族のようで、家庭的な宿でもあるのが気易い印象であった。

「最後の晩餐」と云わずに、またあの料理を味わいたいものだ。( ̄▽ ̄;)


ではまた





指原莉乃ちゃんについては、そんなに言う指原ってどんな子だったの? って思われたらこちらにどうぞ!😆👍➰


『アイドル 指原莉乃の軌跡(2016年→2020年編)』( 旧題 さっしーってサァ・・・)





彼女のアイドルとしての軌跡をテーマ毎に記事にしてあります。
テーマは100ありますが、特に読んで欲しいのは「指原莉乃という人」や「さしはラーカイブ」、「今年の1枚」辺りでしょうか。
拙い文章で読みにくいとは思いますが、彼女が気になったらぜひ!



Twitterでも記事更新の告知を行います。
Amebaアプリが無くでもすぐにお読みになれます。

フォローはこちらから↓