(週末なので?ちょっと長めです。( ̄▽ ̄;))
おはようございます、カツオと申します。
ようこそ、ひねもす日記へおいでくださいました。
この世知辛い世の中、初老の男の一人暮らしのなかで小さな幸せを見つけて生きたいと思っています。
緊急事態宣言明けの10月3日(日曜)から2泊で伊豆へ行ってきた。
ゆっくりするための2泊なので同じ宿に連泊した。今回の足は車ではなく、近所?の連泊なのでホンダ ADV150にした。
初の県外ツーリング!
ただの自宅と宿を往復しただけなのだが笑
しかし現地で細い路地をちょこまか走るにはバイクで行って良かったと思った。
さて、伊豆の畑毛(はたけ)温泉って知っとるけ?( ̄▽ ̄;)
伊豆へよく遊びに来られる方、または温泉通の方ならばご存知かと思うが、伊豆に「畑毛温泉」という温泉地がある。古くから湯治場として知る人ぞ知る温泉場なのだ。
場所は函南町と伊豆の国市との境にある。
神奈川から行くには箱根新道で峠を越えて、新しく出来た東駿河湾環状道路で大場函南ICを降りるのが近い。
しかし僕は身軽なスクーターなので、箱根峠を越えたら十国峠へ行き、伊豆スカイラインとの分岐点の旧県道11号線を下った。細く忘れ去られたようなアスファルト林道だが、交通量もほとんどなくのんびりと降りられた。
山を降るとすぐに畑毛温泉に到着。
歓楽街などなく住宅地にひっそりと数軒が営業している。
山を越えて東側に熱海温泉、すぐ南側には伊豆長岡温泉と、大きく有名な温泉地に挟まれて残念ながら有名ではない。僕も旅行会社時代に契約旅館があったので知ってはいたが、よくかの地の特色を見極めてはいなかったのだ。
これがぬる湯の良い温泉なのだ。
数軒の小さな宿しかないので1人客をなかなか受付してくれなかったのだが、ネットで調べるとこのコロナ禍で受付してくれている。そこで今回お邪魔することがかなった。
今回宿泊したのは「大仙家」という畑毛温泉では大きくて、部屋数48室の中規模な宿泊料金も手頃なホテルだ。
大浴場画像は大仙家ホームページから引用
檜材?で出来た天井は高く、8角形を成していて広々として気持ちが良い大浴場だ。
30℃と35℃の2つの源泉を持っていて、写真左の2つがぬる湯で右手奥が加温している40℃の浴槽となっている。
ぬる湯好きには最高の温泉なのである。
話は逸れるが、旅行会社に勤めていた時の話。( ̄▽ ̄;)
富士山が遠い地方に勤務していると、富士山周辺のホテルを手配するとほとんどのお客様が「部屋から富士山は見れるのか?」と訊ねられる。または富士山眺望を指定したりする。これが面倒だったな笑。気の利いたホテルは、タリフ(料金表などのホテル情報表)に眺望情報が載っていたりするが、同じホテルでも見れる部屋見れない部屋があったりするから手配が大変だった事を思い出す。以上蛇足でした笑
食事は残念ながらレストラン食。しかし料理内容は質量共に僕には充分で、満足感のあるものだった。
ちなみに朝食も、
レストランでの客の会話が聞こえたが、やはりこの地は温泉目的での連泊客が多いようだ。また僕も連泊で訪ねたいと思う。
そして、温泉も隠れた魅力であったが、またこの地 中伊豆も秘かな観光地として侮りがたい魅力のある場所だと改めて実感した。その観光施設も記録しておく。
この中伊豆で有名な観光施設は、世界遺産の韮山反射炉に江川邸だろう。僕も何十年前に見学したし、最近も世界遺産になって施設をリニューアルしてから再度訪れたことがある。しかし中伊豆と言ったらこのくらいしか思い付かなかったのも事実だ。
今回バイクでこの地区を訪れると、通り過ぎた道端に「なんとか美術館」の看板を発見。なんだったのか読めずに通り過ぎてしまったのだが、あとから「近くの美術館」でググった結果が『かんなみ仏の里美術館』と出てきた。なんでも地元函南町に古来から伝わる仏像を展示しているのだとか。ホテルから車で10分くらいの場所にある。
なか日の2日目は温泉に浸かったあとが暇だったので、その美術館に行ってみた。グーグルナビで指定すると、車ではちょっと走りたくない細い裏道を指示してきてスクーターの機動力を実感する。( ̄▽ ̄;)
ちょこまか田舎道を走らせると、その美術館は山の中腹にあった。
創立がいつなのかは分からないが比較的新しい美術館のようだ。
入館料300円
実際の仏像を見る前に、ボランティアガイドによる仏像の写真を見ながら簡単な説明を聴くことができる。
薬師如来は平安時代から伝わるもので、阿弥陀如来は慶派の仏師 実慶作の鎌倉時代のものだそうだ。
展示仏像のなかでも、薬師如来を守護する十二神将立像の顔の表情が迫力があって思わず見入ってしまった。また、頭の上に兜を被っているのだが、その兜に動物の顔がちょこんと乗っているのが意外性があって可愛いらしかった。十二支なのか?( ̄▽ ̄;)
ボランティアガイドの説明を入れて見学時間は1時間といったところか。なかなか見応えのある美術館であった。
次に向かったのは美術館からすぐにある古いお寺で、高源寺という。
なんでも源頼朝に縁が深いらしい。
画像右ののぼり旗が情緒を削ぐが、よく見ると来年の大河ドラマの『鎌倉殿の13人』の宣伝らしい。『北条義時ゆかりの地』とある。北条義時は北条政子の弟。頼朝のおきにだったとか。
なんと先取りの観光ではないか!
来年人々が押し寄せる前に、静けさのなかで観光が出来たのはちょっと嬉しい。ただ今、伊豆の国市のオープンセットでドラマの収録をしているらしい。主役は北条義時で小栗旬が演じる。来年はこのお寺も騒がしくなりそうだ。
参道の敷石が苔むして鎌倉時代からの古刹だと実感する。
そしてまだまだ秘かな観光地があった。( ̄▽ ̄;)
国指定史跡の『柏谷横穴墓群』と言って、6世紀末から8世紀末頃までのお墓なのであった。( ̄▽ ̄;)
あの若槻千夏ちゃんの故郷、埼玉県の吉見百穴ほどの穴は開いていないが、公園のなかの至るところに横穴墓が発掘されている。
ちょっと話のたねにもいいんじゃない?( ̄▽ ̄;)
はじめは温泉に浸かって、ただのんびり過ごすだけと考えていたが、見ようとすれば色々と見学地はあるものだ。大河ドラマの先取り観光が出来たのはちょっと自慢。( ̄▽ ̄;)
次回は見過ごしてしまった、運慶の数少ない真作の一つであるという阿弥陀如来坐像などの仏像を安置する、願成就院という古刹も見学したいと思う。
中伊豆は古来 流刑地として貴人が住んでいた。源頼朝もその1人だ。また室町時代には幕府の出先機関(堀越公方)もあったことからか、他の地方よりも仏像が有名な仏師による作品が多いようだと感じる。
来年の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』で中伊豆が賑やかになる前にもう一度訪れよう。
今回、機動力のある小型バイクで行くと、思いの外行動的になるのを実感した旅だった。またADV150を連れて何処かへ行こう!
ちょっと長くなってしまったが、最後までお読み頂きありがとうございました。
ではまた
指原莉乃ちゃんについては、そんなに言う指原ってどんな子だったの? って思われたらこちらにどうぞ!😆👍➰
『アイドル 指原莉乃の軌跡(2016年→2020年編)』( 旧題 さっしーってサァ・・・)
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テーマは100ありますが、特に読んで欲しいのは「指原莉乃という人」や「さしはラーカイブ」、「今年の1枚」辺りでしょうか。
拙い文章で読みにくいとは思いますが、彼女が気になったらぜひ!
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