おはようございます、カツオと申します。


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このコロナ禍、初老の男の一人暮らしのなかで小さな幸せを見つけて生きたいと思っています。




2021年 春の福井県の旅③です。最終回にしようと思っていましたが筆が伸びず。( ̄▽ ̄;)



3日目の今日は福井県を感じる日となった。

朝5時に起きて外を眺めると薄暗いながら靄っているのが分かった。朝靄だ。大浴場が使えるのが6時からなので5時半にタオルを持って外に出てみた。早朝の公園を一周する。

肌寒いが垂れ桜の下を歩くのは気持ちが良い。今年はどこも桜の開花が早いが、遅咲きの満開の垂れ桜が堪能出来て僕は運がいい。

さぁ、温泉を浴びたら九頭竜川のサクラマス釣りだ。ちなみにサクラマスとはヤマメの降海型を指して、3年程海で育って鮭のように産卵のために川に還ってくる魚を言います。体長は50~60cm程になる大型魚です。

昨日の一見の九頭竜川の水量に圧倒されながらも、でもどこかに僕でも竿を振れるポイントがあるはずだと高をくくっていた。


( ̄▽ ̄;)

やはり圧倒的だった。画像では分からないが、水際からすぐに水深1メートルぐらいあって、しかも流れが早い。僕の持っているタックル(道具)では無理だ。僕はやはり浅はかだった( ̄▽ ̄;)。


気を取り直してサクラマスは諦めて、もっと上流に行けば僕のタックルでも出来る川幅になるはずだ。サクラマスは釣れなくてもヤマメならばいるはずだ。九頭竜川沿いの道を登っていく。10キロ程登って今夜の宿泊地である勝山市に来た。うーん、なんとか振れそうな川幅だ。実際に川原に降りてみると水流が早くてポイントが定めにくい。もっと流れに緩急があった方が良いのだ。

1時間ほど竿を振ったが全くアタリなし。

本流を諦めてもっと小さな流れで狙ってみよう。なんとか福井の魚の顔を見るのだ。( ̄▽ ̄;)

昼近くなったので早めに昼飯。勝山駅前に食堂があった。

ソースカツ丼とおろしそばを頂く。1250円也


食事しながら近くの良さげな川をスマホで見つけていると、な、なんと! 良さげな川の近くに、事前に観光地として見つけていた白山信仰で有名な平泉寺白山神社があるではないですか。こんなに近くだったなんて思っていなかった。釣りの後にここにも立ち寄ろう。

10分ほど車を走らせると目指す川はありました。すぐ隣に白山神社。そして川の名前は女神川。出来すぎやろ!

川幅3メートルほどの里川だ。

しかし川に着くとちょっとおかしい。画像を撮るのを忘れたが、里川なので川の横には田んぼがあります。その田んぼは周りを網で覆っているのです。( ̄▽ ̄;)
おそらく害獣避けだと思われるが、その網が川まで覆っているのだ!はあ?どういうこと?

ここは釣り禁止なのか。川にも禁漁区というのがある。これだとまずいのですぐに管轄の勝山漁協に電話で問い合わせた。対応に出た女性に問うと禁漁区では無いらしい。ではどうやって川に入れば良いのかを問うと漁協でも分からずに困っているらしい。仕方なく電話を切り自分で入れる場所を探したところ1箇所だけ網がないところが見つかった。良かった。早速釣り支度をすると今度は3番のリールが無い。( ̄▽ ̄;)
は?3番とは小渓流用の細いラインを納めるリールを言う。3番の竿はあるのだが、それ用のリールを持ってくるのを忘れたようだ。本当に何年ぶりかで渓流釣りをするのでこの体たらくに自分を嫌いになる。( ̄▽ ̄;)
それで仕方なく5番のリールはあるので、今年買った5-6番の竿を使って釣ることにした。重いのだが仕方ない。しかも竿が硬いので魚が小さいと釣りにくいのだ。

そして今度は川に降りる場所がない。( ̄▽ ̄;)
この川堤は両岸がコンクリートブロックで覆われていて川は3メートル下なのだ。それで川堤を下流に下りながら入渓点を探すと、100メートル程下にコンクリートに埋め込んであるハシゴを発見した。里川を釣るとこんなことは茶飯事だ。しかしすごいタイムロスだ。

なんとか釣れた。( ̄▽ ̄;)

15センチ程の小さなアマゴだ。お恥ずかしい。1時間釣って2匹のアマゴの顔が見れた。良しとしようか。ランディングネットを持ってきたのだが、これも事前チェックが甘く、ネットを提げる為のフックを忘れたのでベストに付けられなかった。やはりもう僕は釣り人ではないのだ。釣りは片手間では出来ない。

なんかそんな事を実感する今回の釣行だった。



さて、昨日で観光は終了と思っていたが、女神川の隣には先程も書いたが平泉寺白山神社があった。事前調べでは「神秘的な苔の神社」だと言う。とても素敵な場所のような気がした。

実際に見学してみるとそこは想像以上の、広大で歴史ある神聖な場所だった。

本殿前の鳥居から


平泉寺白山神社(へいせんじはくさんじんじゃ)は、福井県勝山市平泉寺町平泉寺に鎮座する神社。明治時代までは霊応山平泉寺という天台宗の有力な寺院だった。歴史や出土品などは白山平泉寺歴史探遊館まほろばで展示紹介される。
境内は白山国立公園特別指定区域内に位置し、その広さは15万平方メートルあり、梅雨時から夏にかけて一面に生える見事な苔がみられることから苔寺とも別称され、京都の西芳寺と共に有名である。
(ウィキペディアより抜粋)


参道から社殿にかけて全域に苔が密生していることによりなんとも神秘的だ。それに訪れる参拝者も少なく余計に神聖さを感じる。


この白山神社の境内は上記にある通り15万平方メートルと広大だ。前は平泉寺という8世紀からある寺院で、約1200数十年の間に栄枯盛衰を経ている。と言うのも衰退した証拠として以前あった寺域内の僧侶都市の発掘が、今も前日見学した朝倉氏遺跡と同様に行われているからだ。


発掘により復原された南谷坊院 門土塀

白山神社社殿の右側を少し歩くと南谷坊院跡の発掘地がある。
盛時には北谷坊院と合わせて8千人の僧侶が暮らしていた都市の跡地だそうだ。この他にもまだ遺跡があるようで、15万平方メートルの広大さを実感する。素晴らしい境内だった。またこの石の造成技術が後の一乗谷朝倉氏遺跡のまちづくりにも多きな影響を与えたというのだ。


地元には申し訳ないが、こうした歴史的価値がありながらまだまだ観光地化していないこの白山神社は、これからもひっそりと神秘性を保ってもらいたいものだ。あまり有名にならない事を願う。( ̄▽ ̄;)



さて、冒頭にも書きましたが今回で旅行記を終わらそうと思っていましたが筆が遅く、今夜の宿の事をあと少し書きたいのです。( ̄▽ ̄;)

申し訳ありません。


また明日





指原莉乃ちゃんについては、そんなに言う指原ってどんな子だったの?って思われたらこちらにどうぞ!😆👍➰

『アイドル 指原莉乃の軌跡 (2016年→2020年編)』(旧題 さっしーってサァ・・・)


彼女のアイドルとしての軌跡をテーマ毎に記事にしてあります。テーマは100ありますが、特に読んで欲しいのは「指原莉乃という人」や「さしはラーカイブ」、「今年の一枚」辺りでしょうか。

拙い文章で読みにくいとは思いますが彼女が気になったらぜひ!


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