おはようございます、カツオと申します。


ようこそひねもす日記へおいでくださいました。

このコロナ禍、初老の男の一人暮らしのなかで小さな幸せを見つけて生きたいと思っています。



前編【2日目(11/4)   米沢へ】の途中からです。


米沢藩執政 直江兼続の墓参を終えて、さぁ昼飯です。時刻は12時半、今夜の宿泊地 新潟県村上市の瀬波温泉まではおよそ2時間余りと見て、その途中に昼飯を食べようと思い国道287号線川西町、駅名を羽前小松方面へ向かいます。

( ̄▽ ̄;)無い。田舎道。無い。何処にも昼飯が食えそうな店がありませ~ん!川西町から県道で国道113号線に入りましたが人家がありませーん!○| ̄|_

腹減ったー!コンビニどころか人家が無いのですからどうしようもありません。

仕方ないのでこのまま田舎道を疾走します。ここもまた素晴らしい田舎道です。紅葉も素晴らしい。

113号線を30キロほども走ったでしょうか。山間部の中の小国町に入ってようやく左手にファミマがありました。時刻は2時近くです。これから旅館の豪華夕食ですのでお腹は空いたけどサンドイッチを一つ買ってファミマの駐車場で食べました。( ̄▽ ̄;)

外は相変わらず雨がパラパラと降っています。ですが晴れももちろん気持ち良いのですが、日本海側の冬型の気候を旅によって味わっていると考えると、この寒々しい景色も風情があるというものです。

あー、でも早く温泉に入って暖まりたい~(笑)


小国町を抜けてさらに山道を30キロほど走るとようやく新潟県の日本海に出ます。今夜の宿泊地は昨年もお邪魔した瀬波温泉、しかも旅館も同じく『瀬波温泉グランドホテルはぎのや』さんです。あんたも好きね~(笑)
昨年味わった朝夕の食事はもちろんですが、ホスピタリティーのある居心地の良さ、熱い温泉と、どれをとってもCPが高いお薦めのお宿ですね。

まずはそのはぎのやさんを通り越して冬の日本海を見に行きます。僕は冬の日本海は初めてではなかろうか。

こちらは翌日の弥彦辺りの海岸です

海風が強くどんよりと曇っていて、いかにも冬の日本海です。う~寒!!


さて、お宿にまいります。相変わらずの気持ちいい笑顔で出迎えてもらいました。消毒、検温とコロナ対策はしっかりしていました。

こちらは昨年のブログに書きましたので料理写真と部屋の露天風呂だけ載せときます。( ̄▽ ̄;)

夕食の村上牛のステーキが美味しかった!

お土産としても大洋盛を買ってきましたよ

昨年は夏だったので入りませんでしたが今回はお部屋の露天風呂に即座に入りました(笑)


朝食はバイキング形式ですが、ここに来たらもうこれだけで大満足の鮭の親子丼!切り身も脂が乗って美味しいんです

昨年の旅行記です
まなびや(学舎)の精神 ~ 新潟・山形 旅行記 (後編)から(中編)に変更|https://ameblo.jp/kazchan345/entry-12492524395.html




【3日目(11/5)   直江津へ】

さて旅行も後半に入ります。3泊する旅行は久しぶりのことで、気持ちにゆとりが出てとてもいいですね。

今日は新潟県内の海沿いの道を南下するつもりです。目的地は春日山城のある直江津です。

天気は昨日と違い、雲が多めながら晴れ間もあります。気温も昨日よりは高めでした。

瀬波温泉からは昨年も通った国道345号線、さしこロードです(笑)。この海沿いの国道を20キロほど走り新潟市内に近くなる蓮野ICから国道7号線に走ります。ここも無料の自動車道です。このバイパスで新潟市内を通過して新潟西IC?でバイパスを降りて、国道116号線経由で海沿いを走る国道402号線に入りました。ここまで来るとまた田舎道です。

弥彦辺りでトイレ休憩した時のスナップです。日本海沿いにぽつんと建つ民宿?を入れて撮りました。なんか旅情を誘う風景です。一人旅の侘しさを感じてもらえそうですよね(笑)


新潟県の日本海沿いをこうして縦断?するのは初めてですが、本当に広いと実感します。旅前のイメージでは一般国道を使わないと昼頃には直江津に着いてしまうのではと危惧していましたが、あにはからんや、行けども行けども直江津に近付きません(笑)

昼過ぎ2時頃にようやく柏崎刈羽原発にたどり着き、横目に原発の敷地を見ながら進み、柏崎市内のラーメン屋さんで一番安い「ラーメン」をたのみました。今夜も期待する夕食なのです。

3泊目のお宿は直江津の手前の上下浜という海沿いの民宿に泊まります。この3泊目を決めるのがちょっと苦労しました。

直江津近辺にこれと言った大きな温泉地がないので(実際には今夜の宿泊地のすぐ近くに「鵜の浜温泉」という旅館が数軒建つ温泉地があります)、結構広範囲に探しました。良さそうな旅館が見当たらないので夕食の評価が高い民宿にしたのです。そしてこれが大成功。ふとん敷やトイレは共同ですが館内は小綺麗にしてあって、評価通りの夕食の内容でした。
それに宿泊プランの中に近くの日帰り温泉施設『鵜の浜人魚館』の入浴券も付いていてとってもお得感があります。僕もチェックイン前にその温泉に入りに行きました。

上の右の黒いのは、この宿名物のイカスミコロッケです、念のため。美味しかったですよ~
それから下の右のグラスが並んでいますが、これは利き酒セット(有料)で地元の頸城酒造?の銘酒が利き酒出来ます


食べきれんがな!( ̄▽ ̄;)

残念なことに鍋は食べきれず、ご飯のコシヒカリはお膳をお願いすることもしませんでした。

また写真の紅ズワイガニですが、僕はカニは食べるのが面倒なので焼きタラバ以外は喜びません。それを女将さんに言うと、「何言ってんのよ!こうやってがっついて食べたら10分もかからずに食べられるから食べてごらん!」と半ば叱られながら(笑)、食べ方を教わるとあら不思議。本当に5分ぐらいで美味しく一杯のカニを食せました。女将さん曰く、もう少し遅ければ本ズワイガニが出せたらしいのですが、本ズワイガニなんかこの宿泊料金では食べられんでしょ!?とは僕は突っ込めませんでした(笑)。

また機会があればぜひ訪れたいお宿でした。

上下浜  旅人の宿 わすけ




【4日目(11/6)   最終日】


今日が最終日です。旅の最後に長野市の美術館 東山魁夷館を観て帰りたいので、わすけの出発を8時にしました。直江津市内へは約30分ぐらいかかります。

春日山城跡は海からそう遠くない場所にあります。住宅地から「春日山城」の案内標識に従って車を右折させると目の前に小高い山がありました。右折してすぐに周りは緑地帯に変わって清らかな雰囲気が漂っています。そして右手には米沢にもあった春日山林泉寺の看板。ここにもまだ林泉寺が残っていたのかという驚きです。

春日山の麓にはまだ数軒の民家がありましたが、どの家も和風造りで、昔からこの春日山を守ってきたような雰囲気の家ばかりです。

この春日山城跡は現在の観光地ではありますが、麓からして何か聖域のようで、この上越市の人々が大切に守って行くぞという意思が感じられる場所ですね。


城跡の下段には春日山神社があります。これを登るのか?( ̄▽ ̄;)
もちろんこの上まで車で行けるのですが、城跡の雰囲気を味わうためにも階段を登りました。


絶景かな~  逆光www



この春日山神社から上が家臣の住居もあった丸の内です。直江兼続住居跡や本丸跡など頂上までじっくり見たかったのですが、昼頃までには長野市に着きたかったのでここまでとします。


本丸跡を望む


この春日山城は上杉家が移封したあと、堀氏が受け継いだが、ほどなく福島城完成に伴い行政組織を移し、春日山城は廃城となりました。しかし堀氏は菩提寺を林泉寺として、この春日山城跡も後世に伝えるべく遺したと思われるのです。だからこその今があると思うのです。何か不思議な力をこの小高い山は持っているのかもしれませんね。




さぁ、あとは最後の立ち寄り場所である長野市の東山魁夷館を目指します。距離は60キロほど。上信越自動車道を使えば1時間ちょっとの距離です。信濃町ICで降りて国道18号線へ出ます。ナビによればすぐに国道を外れて県道?へ迂回するルートを示しました。山道のナビは大ハズレの場合があって怖かったのですが前の車も曲がったので付いて行きました(笑)。

くねくねと急降下するようなとんでもない山道でしたが、あら不思議、麓に降りたらそこは善光寺、東山魁夷館はすぐ隣です。さすがアコードツアラーのナビです。



東山魁夷館

この東山魁夷館は自宅から結構な距離がありますのでなかなか来れないのです。前回は友人と二人で3年前?に来たのかな。

今回の特別展示は開館30周年記念として魁夷が学生の頃の作品やドイツ留学期のスケッチなどレアな作品が展示してありました。まだ画風を確立する前の作品達ですね。


それらも興味深かったのですが、目を惹いたのが所蔵作品のうちの一つで『春兆』です。

手前の落葉樹に新芽が芽吹いています。その奥には針葉樹の林。場所は北欧でしょうか。

この作品を僕は中央で見ようと歩きながら横目で見ました。そうすると手前の落葉樹の枝と奥の針葉樹林の出色の違いから、あたかも本当にそこにいるかのような錯覚に囚われました。上手く遠近感を捉えて立体化しているんですよね。さすが魁夷!と唸りました(笑)。素人目です(*^^*)。


とまあ、こんな感じで今回の3泊4日のドライブ旅行は幕を閉じました。

帰路には信越自動車道と圏央道を使って15時に自宅に帰り着きました。

車のトリップメーターは1034キロメートル。心地好いドライブ旅行でした。

愛車よ!お疲れさま♪

来春にはまた何処かへ旅したいです♪


ちなみに、東山魁夷館で観た『春兆』は欲しくなってヤフオク!で複製画を手に入れました。




指原莉乃ちゃんについては、そんなに言う指原ってどんな子だったの?って思われたらこちらにどうぞ!😆👍➰

『アイドル 指原莉乃の軌跡 (2016年→2020年編)』


彼女の軌跡をテーマ毎に記事にしてあります。テーマは100ありますが、特に読んで欲しいのは「指原莉乃という人」や「さしはラーカイブ」、「今年の一枚」辺りでしょうか。

拙い文章で読みにくいとは思いますが彼女が気になったらぜひ!


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