以前、このブログで「C CHANNELは失敗する」というタイトルで書いたことがあるけど、同社ついに禁断の裏ワザに出てしまった。

 

TOKYO PRO MARKETという、実質何のメリットもないところに上場したのだ。

 

これは何を意味するのか?

 

上場というと聞こえがいいが、TOKYO PRO MARKETというのは、一般人で聞いたことがある人がいないぐらい超マイナーで形骸化してるマーケットで、一定基準を満たした投資家しか買えない市場のことだ。

 

つまり、投機的でリスクが高すぎるので、一般人の参加が認められていない、特殊なマーケットなのだ。

これまで48社上場したが、そのうち実に11社も上場廃止になっている。

4社に1社は上場廃止になっているのだ。

 

ここに上場して何のメリットがあるのか?

 

「見栄」と「見せかけの信用」。

 

名刺に東証のマークを入れれるから、対外的な信用になったり、社員を採用しやすくなったりする、というものだが、信用という担保はない市場なのだから、実質は機能しない。

 

 

公表資料を見てみても、かなりヤバいことがわかる。

 

赤字幅が減ったものの、直前期で15億円の赤字が、14億円の赤字になっただけ。

それも売上は前期比でほぼ横ばいだが、実質減少してるのから、単にリストラによりコストをちょっと削減しただけが実態なのだ。

 

C CHANNELは、表向きメディアというイメージだが、実際は売上のほとんどをECがしめ、その中でも子会社の神戸レタスの売上が93.4%を占めている。

 

全部、数字をいじってるだけ。

 

LINEでの特異なポジショニングがあったからこそ、価値があったメディア事業。

それが無くなり、事業価値もメディア事業の売上も減少しているのだ。

 

信用度を最後の綱に、巻き返しを図るつもりだろうが、一番ヤバいと感じてるのは森川社長本人だろう。

 

もはや、悪あがきにしか見えない。

 

俺の予想は、今期(2021年3月期)の業績は、売上は前期より減少して、その理由をコロナのせいにするだろう。

特にメディア事業は大幅な減収になると予想する。

 

そして、そのあとに来るのは・・・

 

もはや、言うまでもない。