私がイギリスに来てから半年経ちます。
更新サボりすぎました(笑
イギリスワーキングホリデーは1000人という数少ない枠にその6~7倍の人たちが応募すると聞きます。(公表されていないので推定、ですが)
他にもカナダ、オーストラリア、アイルランドect...たくさんの選択肢があります。
ワーキングホリデーは基本的には1年、大学生なら休学、社会人なら退職して渡航する人が普通でしょう。
この制度を使って毎年何千人もの日本人が海外に渡航しています。
他にも留学や大学進学など。
しかし、この制度や語学学校への留学にはリスクが伴います。
とある人事担当者は
ワーキングホリデーなんか行ったやつは採用しない
と声高らかに宣言していました。
現地の大学に行く、これもまた評価しない。と。
日本は新卒就職社会です。
就職浪人が命取り。
日本ではワーキングホリデー=海外に1年遊びに行ったバカ
という認識の会社も少なくないとか。
日本人なら日本語だけできれば仕事できるだろう。どうしてすぐ働かないのか。
海外の大学に行ったのに海外で就職できないおちこぼれなんだろう。
そういう認識が多いことに私は愕然としています。
そしてそういう人事担当者は頭がおかしいんじゃないかなーと思います。
まだバブル期の日本はすごい、を止められない頭の固い方々が日本を変えようとしないようにがちがちに固めているようにしか思えません。
また、日本企業はたくさん海外に進出してきていますが、その企業はワーキングホリデーの人間を採用しません。
現地で永久的な労働ビザを持った日本人、を求めるのです。
つまり、ワーキングホリデーで働くにはレストランやバーなどの飲食、ショップスタッフなどのリテール以外の選択肢が恐ろしく狭い。
英語力があればローカルの仕事も手に入りますが、英語力がなければそういった低賃金の仕事で働くしかありません。
留学エージェントはお仕事すぐ見つかりますよ、と言います。
それは(贅沢言わなきゃ)すぐ見つかりますよ(でも履歴書には書けないでしょうね)という意味ととらえた方がよさそうです。残念ながら。
海外では高校卒業後、もしくは大学卒業後に1年~2年休みを取って世界一周したり他の国に行ったりする”Gap Year”が普通に認められます。
楽しんできた、ついでに資格も取ってきた。的な。
人生長いんだから1~2年休んだところで何が悪いの?と友人が言っていました。
ましてや世界一寿命の長い日本人が(笑
もっとフレキシブルで多様性の許されるような社会になるといいな。