イギリスで、

ノリオもジュンも多くのコーチに教えてもらいました。

 

人種も性格も強みも異なるコーチ達で、

もちろんそれぞれに全然違うコーチングをしてくれたのだけど、

強いてイギリスのコーチということで括ってみたらどんなことが言えるのだろう?

 

我が家の経験に限って言えば、

コーチ達を思い浮かべると、

笑顔の時が多いぽってりフラワー

 

これは確実に言えると思うびっくりマーク

試合の時にはビシっとしているコーチでも

トレーニングの合間には年上の友達みたいに

からかって遊んでくれたり、

頭を撫でたり肩を組んでくれたり、スキンシップも多かった照れ

あるいは一日の初めに会う時に挨拶をしあいますよね、

そんな何気ない時に、さわやかな心からの笑顔をしてくれましたねー。

それはもちろん子供たちに対しても同じハートのバルーン

トレーニングや試合を通じて、コーチ達に張り詰めた雰囲気を感じることが少なく、

大切な一線を前にしてもどこかリラックスしてる雰囲気がでていました花

保護者とフェンス越しにジョークを飛ばしあったり音譜

あとは、こちらが相談をする時なんかも、こちらの悩みを吹きとばしてくれる勢いで

前向きに笑顔で相談に乗ってくれる感じでしたねラブ

 

では、試合結果にこだわる?

ここはどうだろう。

例えば試合前に、イギリスでのラインみたいなWhatsAppで、

相手は前回嫌な思いをした相手だから今回はリベンジするぞびっくりマーク

といった気迫あふれる内容がシェアされたりしますスノボ

保護者もコーチも、各々の高ぶる気持ちを出し合ってWhattsAPPも勢いづくアップ

そして試合後の夜なんかも、競り合いの末に勝った試合の日などは特に

ゴール動画をシェアしたりして喜び合い、

基本的に余韻のないイギリスでも余韻を味わえる貴重な日になったりしますニコニコ

それでも試合後のミーティングはもちろんサクッと終わりますけどね。(笑)

だから、コーチ達は常に冷静で試合結果に一喜一憂しない、、なんていうことは

全くなくて、

コーチ達も試合結果に喜んだり、悔しい思いをしているのは

選手や保護者からもわかりやすいと思います!

 

じゃぁ、負け試合はどうかというと、

コーチに怒りをぶつけられて選手がしょんぼりして帰る、

といったことは滅多に起こらなかったと思います。

勝った時のミーティングは明るい話が多く、負けた時には反省の内容が多い、

というのはあるんだけど、

負けても良い部分が多かった試合ではむしろそこを誇ろうぜ!と前向きな話で終わることもある。

それに、よくコーチからも保護者からも

Today is not our day

という言葉を聞いた。

このニュアンスは、

『今日はうまくいかなかったけど、別にうちらも悪くなかった。

今日はアンラッキーだったよ。また次があるさ!』

と、そんな感じに聞こえてました。

勝った時は(試合内容が多少いまいちでも)まぁわりとカラっと喜んで帰り、

負けた時はけっこうな割合で、相手がよすぎただの、レフリーやいまいちすぎただの、

運が悪かったといった感じで、明るく終わるチュー

それがイギリスのサッカーという記憶。

 

最後に試合中の声かけについて。

じっと見守って、自分で考えを促すというより、

試合中、声を張りあげるコーチが多い。

我が家がみてきた中では、

シーンごとに最適な選択肢を大きな独り言でつぶやき続ける

という感じのコーチが多かったように思う。

それから、とにかくたくさんほめる

コーナーにボールが当たったら

『アンラッキー、その調子だ』

体当たりでフィジカル強くいくも結局相手ボールになってしまった、、という時にも

『Good boy!!』

なんでそんなパスを出すんだ!といった、悪い選択肢を責めるようなコーチングが少ない、

ということは言えると思います。

 

大切なハーフタイムのコーチングで

も、どこがダメなのかを具体的に

例えばボールを真ん中で持ちすぎているからもっと早く回せ!

とかそういう言葉がけに終始していたと思う。

 

コーチも色々で、中にはすごく生真面目な人、

短気な人、などいるんだけど、

概ねイギリスのコーチ達は明るくて、

勝てば子供のようにはしゃぎ、

悪くても結果を引きずらず、ポジティブな声かけをしてくれる。

おそらく、そんなところは、

日本のサッカーを経験してからイギリスのサッカーを経験した人は

みんな大いにうなづくところかと思いますお願い