現在ロンドンには、ポーランドのEU加盟後から多くのポーランド人さんが流入しています。
彼らにとってロンドンに住むことは経済的には大きな負担ですが、収入を節約することで祖国に送金できたりするわけで、経済的な理由で来る人がほとんどです。
フローリストの世界には、そういうポーランド人さんがたくさんいました。
ロンドンはなんといっても不動産物価がとても高いので、うちの近所でもひとつの家に二家族が共同で住んでいるようです。
ただ、現在はユーロ高なので、祖国に帰国あるいは別の国に行く人も多いようですが、それでもまだまだたくさんいます、ポーランド人さん。
外国からの人が多く流入すると同時に、その国の食文化も身近なものになります。
私もポーランド人のフローリストの友達から、ポーランド料理についていろいろ教えてもらいました。
今回もそんなポーランド料理を、ピオニー風にアレンジすることにしました♪
まずは、今日は豚挽き肉にパン粉、卵、ミルク、塩コショウを加えて、ふんわりやわからミートボールを作ってこんがり焼きます。
そして、我が家のすぐ近くにあるポーランドの食料品店で買った、ポーランド産Sauerkraut(サワークラウト)を使うことに。
参考までに、以前サワークラウトを使って作ったお料理を紹介します☆
サワークラウトはそのままで使うと酸味がきついので、よく水洗いします。
そして、ミートボールの上に、ど~んとたっくさんのサワークラウト、ニンジン、たまねぎ、マッシュルームに、彩を考えてインゲンも加えるとこんな感じ。
サワークラウトが千切り状態なので、お野菜はみんな細め(薄め)に切るのがポイント。
ミートボールもサワークラウトもすっかり隠れてしまった(汗)
でもまだ入りますよ~。
さらに、トマト缶を加えて、ローリエ、ハーブ、塩コショウ、さらに隠し味のお醤油(←ここがやっぱり日本人(笑))を加えます。
お鍋いっぱいですが、このまま1時間以上ゆっくり煮込んだら、「POLISH風キャベツシチュー」の出来上がり。
仕上げは、パルメザンチーズをトッピングして。
私はキャベツ大好き人間なので、とてもおいしくいただきました♪
サワークラウトじゃなくても、キャベツの千切りでもOKですよ。
ポーランドでは、キャベツを多く消費するらしく、キャベツ料理が多いみたいです。
特にこういうシチュー系。
そして、大体付け合せは、ゆでたポテト。
ポテトにこんな野菜いっぱいのシチューが、またとてもよく合います☆
お鍋ひとつでできる、簡単メニューです♪