ぴっころと愉快な仲間たち -3ページ目

あけましておめでとうございます
今年もよろしくお願いします



しばらく雑事に追われてしまい、ようやく後半を読み終えました。
同じ本を読み返すことは少ないのですが、この本は何度も読んだほうが効果的というか、浸透していく感じがします。

年末にたまたまTVで、人の行動は実は無意識が決めていて、行動した0.5秒後に、意識が後追いで知るのだという話をやっていました。

0.5秒というとわずかな時間ですが、ボールが投手の手を離れるのを見てからバットを振ったとすると、全部空振りになってしまうタイミングなのだそうです。

バッターは無意識の領域で判断して、バットを振っているから、ヒットを打つことができるのだと説明されていました。

そんな難しい集中力を必要とする判断さえも無意識がやっているのだとすると、わたしたちの日常の行動のほとんどが無意識の領域で決められているのでしょう。

そうだとすると、何か行動を変えようとするときに、ただ意識の領域で理解しただけでは不十分ということですよね。

無意識のレベルから変えないと、何を決心しても、結局、すぐに自動運転に戻ってしまいます。

無意識のレベルに働きかけるためにも、同じ本を何度も読むということは役立ちそうです。

前回の記事では、思考するたびにパラレルが量産されていて、無意識の思考によってもパラレルが作られるという話を紹介しました。

この本では、学校や社会で無意識の領域に何を刷り込まれているかを教えてくれているので、いくつも心当たりがありましたが、それ以外にも人それぞれにたくさんあるのだろうと思います。

一般的な刷り込みの例としては、
・人のことを考え行動できる人が素晴らしい人だ
・将来のために我慢する
・従わない人は嫌われる
・ルールには従うべき
・数字は嘘をつかない

どんなニュースもそうですが、地震のニュースも見る必要がある人以外は見ないほうが良いです。
恐怖と不安がどんどん刷り込まれます。

また続きを書きます。