昨日買ってきた、セヴィル・オレンジ
ですが、名前のごとく、スペインのセヴィリア産で、見ためはなんら普通のオレンジと変わりありませんが、甘みはなく、そのままで食べることはできません。


毎年1月のおわりごろから2月はじめの短い間に出回ります。


早く行かないと、と思いつつ気づけばもう2月に入っていた!、いや実際は買いに出かけたあとに、カレンダーの月が変わっていたことに気づいたのですが^^;、ポートベローに行ってみると、あまり売っている屋台がない…、で、二軒のうちのたくさん売っている方で、買いました。




一昨年から、毎年作っているのですが、少なくとも去年は2月に入ってからも、もっとたくさん売られていたと思うのですが、今年は出るのが早かったのか、作る人が減ったからか…



さて、マーマレード、今年はなんといっても!以前記事にのせた銅製ジャムボウル
を使って作りました♪




まず、オレンジはきれいに洗って、四つ割に皮をむいて、皮はうすめに切ります。もちろん厚めが好みならそれでもよいのですが、去年両方作って薄切りの方が好みでした。




ロンドンでつくる・たべる



身は、別に取って、果汁をしぼり出し、皮と種は布で作った袋に入れます。


この皮と種がマーマレードのどろっとした感じを作り出します。そう、ペクチンです!






ロンドンでつくる・たべる



皮の部分と果汁、そしてお水を入れたところ。


そして、






ロンドンでつくる・たべる





果肉の入ったいた皮と種を入れた布袋とともに火にかけます。




3時間くらい。

ここで布袋を取り出すのですが、その時に手でぎゅーぎゅーと絞って、ペクチンをしっかり出します。

これがマーマレードをとろっとしたものにしてくれます。まさに自然の力。もちろん添加物ゼロです!






さらに、お砂糖を加えながら2時間半。そろそろかな、というところで瓶の煮沸消毒をはじめます。





そして、熱いうちに瓶へと入れていきます。






ロンドンでつくる・たべる


 

売り物ではないので、使いまわしの瓶で見栄えがさえませんがショック!
、よしとして~…


瓶に入りきらなかったものが手前のグラスに入っていて、これはすぐに使いきるってことになりそうです。


お菓子を作るときに入れたり、もちろんパンにつけて食べたりもして、心配しなくてもなくなるでしょう^^;




食べ物で季節を感じ、毎年繰り返すってなかなか感慨深いです。




そういえば今日、外を歩いていて、スノードロップが花をつけているのを見つけました。


もうそんな季節なんですね♪


まだまだ寒いこの季節に、真っ白であの可憐な姿をみると、感動します。


思わず立ち止まってじーっと見入ってしまいます。




食べ物以外でも季節を感じていることをアピールしているわけではありませんが^^; 大好きなお花のひとつです。






それでは、今日もみなさまよい一日を♪


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