lolpeさんのブログ

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勇太「佳奈が休み?」

佳奈ママ「ええ、ちょっと学校張り切りすぎちゃったみたい。勇太くんと学校行くってうんうん唸ってるんだけどどうにも無理そうだから…」

勇太(あのバカは身体弱いのに昔から張り切り過ぎなんだよ……)

勇太「わかりました。先生には俺から言っときます」

佳奈ママ「いつも悪いわねえ」

勇太「いえ、」



×××

勇太「しまった」

勇太(佳奈もいないのに普通に部活に来てしまった。ここ二週間ぐらい毎日来てたからな…。……慣れって恐ろしい)

勇太(せっかくサボるチャンスだ、帰ろう)

部長「おお、いつも早いな勇太」

勇太(………俺はとんだバカヤロウだ)

部長「ん?珍しく佳奈がいないな」

勇太「あ、今日は休みなんですよ」

部長「バカでも風邪は引くんだな。ガッハッハ」

勇太(……あなたにだけは…)

??「部長、人のことバカって言う人は多分もっとバカ」

部長「……おお峰岸!家のことはもういいのか」

勇太「……部長、この人は…」

部長「ああ、峰岸可憐。我が旅行部の優秀な副部長だ。峰岸、こっちは勇太。貴重な新入部員だ」

副部長「峰岸可憐。よろしく勇太」

勇太「よ、よろしくお願いします……」

副部長「こんな部にようこそ」

部長「峰岸、こんな部ってなんだ」

副部長「だって内田君の私物みたいなもの、でしょ」

部長「いや違う。この部は部員みんなの私物だ」

勇太(もっと他の言い方ないんかい!)

部長「俺は語彙が少ないんだ。すまないな勇太」

勇太「ナチュラルに心読むのやめて下さい」

部長「ガッハッハ」

副部長「ゴリラみたいな笑い方やめて」

部長「む、すまない」

勇太「あの…部長と副部長も揃ったんだし、」

勇太(部活動的なものはないのか?)

副部長「うん。久しぶりにあれをやる」

部長「バカな、まだ直したばかりだぞ。考え直せ峰岸!」

勇太(部長がいつになく真剣…何だろう)ワクワク

副部長「私はやると決めた。勇太、手伝って」

勇太「はい」

部長「やめろ、危険だ!」



×××

副部長「よし」

部長「止められなかった…」

勇太(これってただの…)

勇太「ゲームじゃないですか!!」

副部長「そう。ファイナルファンシー、略してFF」

勇太「何ちょっとシリアスな感じ出したんですか部長。たかがゲームで危険って」

勇太「ていうか部活動ってこれ!?」



勇太(旅行部なるものに入って一週間。元々適当に緩そうだからって理由で決めた部活だったんだけど、)

勇太(実際想像通り緩かった。俺に唯一の誤算があるとすれば、)

佳奈「勇太、部活行きましょう」

勇太(佳奈だ)

勇太「今日は頭が……」

佳奈「悪いんですか?勇太は仮病を使う時いっつもそれですね。まさか佳奈に通じるとでも?さあ行きましょう」

勇太「実は今日からバイトを始めて、」

佳奈「行きましょう」

勇太「せめて聞けよ」

勇太(佳奈のおかげで部活は皆勤賞になりそうだ)



部長「おお。お前らいつも早いなあ。他のやつらにも見習わせたいものだよ」

佳奈「えへん」

勇太「他の人たちってのを見たことないんですけど…」

部長「ああ、家の手伝いで学校来てなかったり、休暇中にボランティアに目覚めて未だに行方不明だったり現在進行形で部活動中だったりエトセトラ、って感じだな」

勇太(色々大丈夫か)

佳奈「部活ってことは旅行ですか!佳奈も旅行行きたいですっ」

部長「おお、そうだな。とりあえず部員がもうちょっと来たら計画してみるか」

佳奈「わあーいっ」

勇太「ていうか部長は部活についてかなくっていいんですか?」

部長「ああ、俺はオーロラとか興味ないからなあ」

佳奈「佳奈もオーロラ見たいですっ」

勇太「…(どこからツッコめばいいのかわからないんだけど、……とりあえずこの部の予算はどこから来るんだ)」

部長「ああ、俺の実費だ」

勇太「心を読まないで下さい!……え、実費ぃ!?」

部長「実費だ。まあ年間×××万円ぐらいだから安いもんだろう」

佳奈「部長太っ腹です!金持ち、金銭感覚狂ってるう」

部長「はっはっは、まあこの部は俺の趣味みたいなもんだからなあ」

勇太(めまいがする)




×××
部長
暇を持て余した金持ち。部活は友人と気兼ねなく旅行に行きたいという理由で立ち上げた。理事長の息子なので許される横暴。ド天然。
佳奈「石川佳奈です。入部希望しました」

勇太「佳奈……、君はどうして俺の行くとこ行くとこついてくるんだよ」

佳奈「やだ勇太ったら、また佳奈の真似ですか?幼なじみだからって真似ばっかしちゃやーですよう」

勇太「……」

部長「とりあえず、新入生で入部希望はお前二人だけだ」

勇太「えっ」

佳奈「まー」

部長「仲良くやって行けよ。じゃあ明日からよろしくな」バタン

佳奈「はい!」

勇太「待っ……、はああああ…」

佳奈「何かご不満ですか勇太」

勇太「別に。何でもないよ」

佳奈「そーですか。じゃあ帰りますか」

勇太「また三年間佳奈と一緒に帰るのか」

佳奈「やっぱり不満なんじゃないですか、勇太のうそつき」

勇太「不満じゃないよ、ただ高校生活でも青春っぽいことは望めないんだなあって思っただけで」スタスタ

佳奈「失礼なっ。…ちょ、勇太!待って下さいようっ」タタタッ

佳奈「……私じゃ、ダメなんですか」

勇太「何か言った?」

佳奈「何でもないですっ!」

勇太「いった!……何なんだよ全く……」




×××
石川佳奈
春夏高校1年、素直じゃない女の子。勇太の幼なじみで《将来の夢は勇太のお嫁さん》、勇太を追っかけた暦=年齢。
勇太曰わく、「喋らなかったらすごく可愛い」

吉井勇太
春夏高校1年。素直じゃない男の子、佳奈の幼なじみで態度は酷いがあれでもすごく佳奈を可愛がっている。恋愛感情かは不明。