引っ越しに関わる手続きはたくさんありますが、大事なことに役所への転出届と転入届があります。転出する市区町村の役所で手続きすると、転出届を発行されるので、転入先の市区町村の役所に届け出て転入届を出すのです。当然ですが、転出届がないと、転入届の提出もできないことに気をつけないといけません。税金や社会保険などの根拠になりますので他の手続きに優先して、まず終わらせておきましょう。基本的な引っ越しの流れですが、誰が、どこへいつ引っ越すかが決まった後に、費用などの見積もりを業者に依頼し、こちらの要望との折り合いがつけば、正式な依頼のため、契約書を取り交わします。業者に荷造りを丸投げせず、自前の荷造りをすることになった場合、業者から必要な梱包材をもらい、準備しておきます。当日は、特に取り決めていない限り、流れはすべて業者に任せて大丈夫です。他のことと同じく、引っ越しで大事なのは段取りです。数と大きさを考えながらダンボールなどの梱包材を揃え、当面使わないものから梱包しましょう。日常的に使うものをのぞき、ものの種類で分けながら詰めるようにしましょう。ダンボールの外側には、中身の種類を書いた紙を貼ることで荷物を開くときに役立ちます。いわゆるライフライン、電気やガス、水道の手続きはもれがないよう早めに進めてください。賃貸住宅から引っ越すと、原状回復が義務になっていますが、その一方で、住宅は必ず経年劣化しています。どう見ても破壊や破損だと判断できるところは修理費用の請求につながるわけですが、日焼けなど、避けられない変化は回復義務は発生しないのが普通です。何にしても、余計な傷や変化を生じないように暮らすのが退去時に請求される費用を減らすことにつながります。引っ越しを契機としておそらくNHKは見なくなるだろうと思われ、受信料支払い契約を解除したい場合、自宅に受信機がないという証明が必要になるなど面倒な手順を踏まなければなりません。また、受信料を口座引き落としにしていると、解約手続きで時間をとられている間に、NHK受信の有無にかかわらず引き落としが行われます。時間には余裕を持って解約に着手するしかありません。無駄なお金を一円でも使いたくなければおよその見積もりを出してもらってから、引っ越し業者を決めるべきです。正確に見積もりを出してもらいたければ業者に来てもらうべきですが、来てもらう時間を取れない場合は電話でおおよその荷物の量を説明すると最適なプランを教えてくれます。いくつかの業者の見積もり価格を出すと標準価格から引いてくれることもあるので、損をしたくなければ、いくつかの業者の見積もりをとってください。どちらかといえば、引っ越しが多いほうです。どのタイミングでガスを止めるか考えてしまいますが、事情が許す限り、引っ越し当日にガス会社の方に来てもらうようにしています。引っ越しが近づけば、その準備で気力も体力も消耗するので引っ越し前夜こそ最後のお風呂に入り、疲れを癒やすのが楽しみでした。それに、当日になっても温かいものを飲むと気持ちが休まるのです。新居を建てて、数年前にそこへ引っ越したのですが、自分のデスクトップパソコンを壊さず運ぶことにいろいろな手立てを考えました。このとき、3歳になる娘と1歳の息子の写真のデータがパソコンのドライブに全て収まっていました。運び出すときや輸送の時に衝撃で壊れないよう、たくさんのクッション材を使って梱包しました。しかし、他の荷物以上に業者さんが慎重に運んでくれて、データは壊れることなく運ばれ、傷もありませんでした。荷造りが大変なものはいくつかありますが、どの世帯にもある食器は特に面倒です。お皿やグラスといった割れ物は特に、個々に配慮しながら包み、詰めていかないと運搬中に壊れてしまったら泣くに泣けません。ここのところ、薄いガラスで作られたグラスも増えています。そのようなグラスは、まず内側に新聞紙を詰めて補強し、その後、外から包んで、特別な箱に詰めるなど、どこまでも慎重に包んで、運べるようにすると途中で壊れてしまう危険性はだいぶ減るでしょうね。これから、引っ越しの前日に終わらせることを説明します。まず、当日の時程を確認するべきです。引っ越し業者の人が何時に来て、何時に作業を終わらせて荷物を運び出さなければならないかといった時間を確かめて、それに合わせて動けるようにしておきます。荷物は運びやすいように移動しておきましょう。当日の関係者のために飲み物を用意しておくことを忘れないでください。作業が終わったところで、飲み物を出せば夏場は本当に喜ばれるものです。
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