私はサロンを開業する前は

あるホテルの中のリラクゼーションルームで

アロマセラピストとして勤務していました。


ホテルで働きたいと思ったのは、

一流の接客やサービスを

身につけたかったからです。


「高い料金を支払ってでも

人が行きたいと思うようなサロンって

他のサロンとどう違うんだろう。


それはきっと

ハコの違いだけじゃない・・。」



研修は3ヶ月。


手技はもちろんみっちりですが、

合間合間に教わる

ホテルでの接客あれこれ。


経済界の重鎮や有名な方が来られたら

「あなたのことを知りません」では済みません。


普段から経済新聞や情報誌に目を通して

おきなさい。


新聞の切抜きをスクラップブックにしている

先輩もいらっしゃいました。


お客様との間の些細な誤解が

ホテル全体の信用を失うことにもなり兼ねません。


事前に納得していただけるまできちんと説明することや

誤解を招ねかせたことの責任はこちら側にあること、

事後はフォローのために上司や部署の責任者に

必ず報告することが大切です。


高い料金をいただいているということは、

期待や信頼を買っていただいているということなんだな、

と知りました。


プロとして、接客に厳しい考え方を持っている先輩方を

すごいと思う反面、怖いな・・私に出来るかな・・

と不安でいっぱいになったことも覚えています。



実際の現場では、さすがホテル。


本当にいろいろなタイプのお客様がおられたので

とても勉強になりました。


いただいている料金のことを思えば

期待を裏切ることは絶対に出来ないので

毎日が緊張の連続ですし、

その中で満足していただくために

日々勉強をしてたくさんの知識を得る努力をしました。



今、自分のサロンを持って、

その経験がとても力に、

自信になってくれていることを感じます。


3年目のprism。

まだまだこれから。

ホテルで学んだことも存分に生かして

さらにお客様に喜んでいただけるよう

がんばって生きたいと思います!!