Is a blog for me to grow, a successful life -10ページ目

 私は今、作業療法士になろうか悩んでいる大学2年生だ。

本当にやりたい仕事といえば、役者・お笑い芸人・音楽家である。

あちらの世界は華やかだし、とても魅力的である。かっこいいし、美しく、情熱的に見える。だからこそなりたいと思っているのだ。それにそういう華やかな職業に就くことこそ価値があることだと思っているからというのもある。


 それに比べ作業療法士というのは地味で、輝かしくもなく魅力がすごいものでもない。いえば平凡な職業だ。ひとつ利点をいうならば国家試験があるということだ。これにより「手に職が付く」ということになる。今の就職困難なこの時代にこれは大きい事だと思う。


 時代の背景から考えると、芸術家より建設的な職業を選んだほうがいいというのは間違いない。むしろ国家試験を取ってからだって遅くはない。そういう方面から考えると作業療法士という職業のほうが圧倒的に良い。


 将来、飯を食っていく、生きていくためには働くしかない。 

 「働かざる者、食うべからず」という言葉があるとおり、働いて汗を流して飯を食うことは、生きていく上で絶対に必要なことである。結婚し家庭をもつにあたっても仕事をしてしてなければ、嫁はともかく子供をおぎなっていける経済力はもてない。それから父親が仕事をしている背中を子供に見せることも絶対に必要なのである。


 今の時代、30代40代50代の社会人でさえ苦しんでいる。本来なら課長クラスにいる良い人材、才能のある人々が切り捨てられ、今や職を求めている。経営困難に追い込まれ廃業に追い込まれた会社、リストラされた社員の人々,みんな必死に働いてきた。それでもクビになってしまうそんな時代である。


 そういうことを考えた上で、やはり作業療法士というのは安定した(しているであろう)職業だし、国家試験を取っておくということは武器にもなる。それから大学に行かせてくれた親に対する親孝行にもなる。


 今、大学を辞めてやりたいことに失敗して一生露頭に迷うことを考えればあと2年間なり浪人して3年間でも苦しんだほうがよっぽど良いのだ。人生まるまる苦しむのと、かたや2・3年苦しむのだったら、私は後者を選ぶ。


 決断した。私は絶対に作業療法士になる。もう迷わない。それ以外のことは国家試験を取ってから考えるべきだ。


 今に、感謝して自分を信じて進もう。独立自尊だ。