ラベリング効果って聞いたことありますか?
相手に対して、「あなたは●●だよね?」って決めつけるような「●●」っていうラベルを貼ると、本人は次第にラベルに貼られたような行動を取るようになる、っていう理論です。
「君は優しくて気が利くよね」なんて人から言われたら、まんざらでもありませんよね?
そうすると、その人は次第にそんな行動を取るようになったりします。
逆に、「あなたは自分勝手で相手のことなんて気にしないよね」なんて言われると、とっても嫌なものです。
そして、そんなことを言われ続けると、今まで自分ではそう思ってなくても、そうなのかなって心の中で反芻してしまって、次第にそんな風に人は変化してしまいます。
血液型占いってラベリング効果もあるのかなって、これは有名な話です。
A型 几帳面できれい好き
B型 自由奔放でマイペース
O型 大らかで大雑把
AB型 二重人格で天才肌
それこそ子供の頃から血液型の特性を言われ続けて自分でも思い続けたら、って思うとラベリング効果は侮れないなって思います。
だからなのかはわかりませんが、血液型ってけっこう当たるんですよね。
彼女は自分の症状と言うか、状態をネットで調べたり、関連本を読み漁ったりして、そこに書かれている内容をラベルとして貼ってしまったのかもしれません。
彼女にはこのラベリング効果の話をして、「あんまり書かれていることを鵜呑みにしちゃダメだよ」って言ったことがありました。
でも、私自身、彼女にそう言うラベルを貼ってしまっていたのかもしれません。
彼女は、私に対してはもっと彼女自身の本質を見てもらいたかったんだなってそう思いますし、私も彼女に対してはそうでした。
そして、お互いにもっとポジティブな方向でラベリング効果を使えてたら、もっと良かったかなって思ったりします。
「いつも優しいね」
「いつもきれいだね」
「とっても頼りになるね」
「とっても気が利くね」
こんなことを気兼ねなく言い合える関係って、ちょっと理想です。
この辺りは、手先は器用でしたが、何とも不器用な二人でしたね。
アルバムを眺めていたら、彼女がフローリングの補修を頑張っていた写真を見つけました。
彼女には「お家のこと頑張ってくれて、本当にありがとう」って言ってあげたいです。
