🔧凡ミスを避けたい人、必見!
ChatGPTで“漏れない”仕様書を作る方法
■突然、重大な凡ミスに気づく
最近、ロボット設計の関係でYouTubeを見まくっています。
そんな中、ある動画で「ラズパイ5に生成AIを乗せ、冷却に扇風機を直付け」という豪快な例を見て、ハッとしました。
——自分の設計、ヒートシンクを全く考えてない!
スランプ続きとはいえ、これは完全な凡ミス。冷却系を丸ごと忘れていたのです。
■なぜ、こんなミスが起きたのか?
ChatGPTに相談してみたところ、「既製品のヒートシンクが使える」とのことで、結果的には大事には至りませんでした。
でも、そもそもなぜ、ChatGPTを使っていたのにミスを防げなかったのか?
結論として、部品表に冷却関連が無かったのは表面的な原因。
本質的には、「熱暴走」への配慮が仕様書に入っていなかったことが問題だと考えています。
■対策を考えてみた
この反省から、ChatGPTと一緒に**「凡ミスを防ぐ仕組み」**を3つほど試しました。
1回目 チェックリストを作る
真面目すぎて趣味には向かない。
AI感も薄い。
2回目 仕様書用の専用AIを作る Geminiで似たことをやったが、AIを
増やすのは管理が大変そう。
3回目 AIが質問してきて、それに答えると仕様書ができる
面白い!AIっぽいし、自分の好みにも
合う。試してみたい!
ようやく3回目で「やってみたい!」と思える案に出会いました。
■質問形式で仕様書を作ってみた
ChatGPTさんは、こんな質問を投げかけてきました:
> 🤖 Step 1:基本設計に関する質問
【Q1】このロボットはどこで使いますか?
【Q2】ロボットの主な目的・用途は?
【Q3】サイズや重量に制限はありますか?
【Q4】移動方式はどうしますか?
【Q5】使用する主要部品が決まっていれば教えて下さい。
この5つに答えるだけで、**基本設計仕様書(第1版)**が自動生成されます!
実際に答えてみた結果と生成された仕様書は、以下にまとめてあります。
👉 [仕様書のリンクはこちら]
■結局、最後は「自分の責任」
たぶん、凡ミス防止の王道はチェックリスト方式だと思います。
でも、私の場合は「趣味でやってるのに仕事っぽいのはイヤ」だったので、この“質問形式”がちょうど良かったんです。
ヒートシンクの件も、今回の経験をChatGPTが覚えていて、ちゃんと仕様書に反映されました。
この方法の効果については、また別の機会に詳しく検証してみます。
✨まとめ
「凡ミスを防ぐには、最初から仕様に盛り込むのが一番」
そのために、AIに質問させて仕様を固めるというやり方は、意外とハマる人が多いかもしれません。
——あなたも、「ヒートシンク忘れた!」なんてことが起こる前に、AIと一緒に仕様を見直してみませんか?