はじめに

ChatGPTを使っていて、つくづく感じたのは「表現力の大切さ」でした。
どれほど優秀なAIでも、こちらの意図をうまく伝えられなければ、正しい答えは返ってきません。それは当然のようで、実際に体験すると意外と難しいものです。

実際、私がインベーダーゲーム風のプログラムをChatGPTに作ってもらったとき、バグが出てしまい、それをうまく説明できず、なかなか修正にたどりつけませんでした。
このやりとりに、正直ちょっと疲れてしまったのです。

ChatGPTでの壁


そのときのバグは、2面以降で敵が動く前に「ゲームオーバー」になってしまうというものでした。
ChatGPTは「面が進むごとにスピードを上げていることが原因かもしれません」と教えてくれました。そこまでは良かったのですが、そこから先――「じゃあ、どう修正したらいいのか?」という部分を説明しきれず、やりとりが煮詰まってしまったのです。

別のAIに聞いてみる

そこでふと思いました。
**「AIを変えてみたらどうだろう?」**と。

AIごとに返答の傾向や得意分野が違うなら、うまくかみ合う相手が見つかるかもしれない。
そこで、同じ内容を今度はGeminiに投げてみることにしました。

Geminiで解決

コードの概要とバグの症状、ChatGPTとのやりとりの内容をまとめてGeminiに相談したところ……
驚くほどあっさり、バグを直してくれました。
もしかすると、伝え方が少しうまくなっていたのかもしれません。
それでも、AIによって解釈やアプローチが違うということを、はっきり感じました。

おわりに

今回はたまたまうまくいっただけかもしれません。
ですが、「AIを変えてみる」という選択が、新しい切り口や突破口になることもある――そんな発見がありました。

AIはひとつじゃない。
困ったときこそ、別のAIにも話を聞いてみるのもアリかもしれませんよ。