キャロル初ゴール リヴァプールがシティに快勝
テベスはFAカップ前に負傷交代
11日に行われたプレミアリーグ第32節、リヴァプール対マンチェスター・シティの一戦は、3-0でホームのリヴァプールが勝利した。
負傷者続出でベストメンバーが組めないリヴァプールは、右サイドバックにジョン・フラナガンを起用。
18歳の若手をデビューさせて対処する厳しい台所事情となっている。
しかし、試合を支配したのは、そのリヴァプールだった。
リヴァプールは7分、ルイス・スアレスがGKとの1対1のビッグチャンスを迎えると、これはハートの手をかすめてポストに嫌われた。
それでも13分、ラウール・メイレレスがロングシュートを試みると、シティDFコンパニに当たって跳ね返ってきたボールを、キャロルが豪快にシュート。
地を這う強烈なシュートがネットに突き刺さり、キャロルのリヴァプール初ゴールとなった。
このゴールの直前、シティはテベスがハムストリングを痛めたようで、交代を余儀なくされた。
エースを失ってバロテッリを投入することになったシティに対して、リヴァプールは主導権を握る。
キャロルの弾丸ゴールで勢いづき、その後も見事なサッカーを披露。
34分にカイトのゴールで加点すると、続く35分にはR・メイレレスのクロスに再びキャロルが合わせた。
3点のリードを持ってハーフタイムを迎えたリヴァプールは、後半も危なげない試合展開。
ゴールこそ決まらないものの、リスクを抑えつつ、追加点のチャンスを演出した。
追いかけるシティは、59分にベンチスタートだったダビド・シルバを投入して反撃を目指したが、大きな変化は生み出せず、時間が経過していく。
82分にヤヤ・トゥーレが放った強烈なロングシュートもGKレイナに止められ、最後までリヴァプール守備陣を崩すことができなかった。
6位リヴァプールはこの勝利で順位こそ変わっていないものの、5位トッテナムとの勝ち点差は5。
ヨーロッパカップ戦出場権獲得に望みをつないでいる。
一方のシティは、チェルシーに抜かれて4位転落。
今週末にはFAカップ準決勝のマンチェスター・ユナイテッド戦を控えているが、テベスの負傷を含め、不安の残る一戦となってしまった。
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負けた事は仕方ない。
でも昨シーズンもそうだけどシーズン終盤のここ一番の時の弱さが気になりすぎる。