夏の風物詩 | 数楽と音学と音楽

数楽と音学と音楽

音楽ブログのつもりが数学に侵食されてしまいました・・・。

ここに記事を掲載しようか幾分悩みましたが、音楽関係ということで投稿します。
ここ数年、夏ごろにスピーカーキットが雑誌の付録としてついてきます。
で4セット目のスピーカーをつくりました。
これが来ると夏が来たという感じがします。
丁度台風が通過したあたりで、かなり暑く蒸し蒸しして、セミも鳴き声も聞こえてきました。



今回はフルレンジ10センチスピーカーです。過去最大の大きさですね。
左はこのスピーカー用に設計された、エンクロージャー。
バックロードホーンというタイプであまり市販されないものです。
理由は以下の内部を見てもらえればわかるのですが、複雑で大量生産に向かないことです。
では早速組み立てていきましょう。



メーカーはこの企画でおなじみのフォステクス社。
P1000Kを再設計したものだとか。
マグネットサイズが小さくなり、コーン周辺のエッジが変更されている。
比較しないとわからないけど。




同時発売のエンクロージャーキット。こちらも過去最大の大きさとなります。




組み立て完成間近の状態。あとは蓋とスピーカー・ターミナルを繋げば完成。
デスクトップパソコンのスピーカーに接続して視聴。
膳時点で、過去の企画8cmフルレンジで同時発売のキット(バスレスタイプ)がついているので、
聞き比べ。

・・・うん?

低音の成分がかなり増えているけど、すっごい違和感。
なんというかアンバランス?
バスレフよりかなり低音が強調されています。
設計どおりといえばそのとおりなのですが。

数時間音を鳴らして耳が慣れてくると、まあ低音の抜けがよくなった印象。
但し音楽として聴くのはいいのですが、会話みたいな音声には低音が強調されて違和感がある声として聞こえてきます。
音楽専用としてはバックロードホーンは優秀ですが、対してバスレフはどんな音源、音声でも自然な音を出してくれます。
これは好みの問題ですね。

とまあ、スピーカーについての感想でした。

次回の冬企画はノイズキャンセラーとかではなく、またアンプを期待したいところ。